亀井亜紀子の発言 (農林水産委員会)

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○亀井亜紀子君 それでは、六次産業化の推進、よろしくお願いいたします。
 さて、先ほどのシックス・プロデュースという会社の立ち上げのきっかけは、その製品が規格外であったことです。ですから、私は規格ということについてお伺いをしたいと思います。
 野菜にしても魚にしても乳製品にしても、規格外食品というのは流通をしないということに私は問題があるのではないかと思っております。
 キュウリを例に取ります。曲がったキュウリは消費者が好まない、売れないから引き取らないのだという話が一つあります。私自身は、キュウリを丸ごとかじるわけではありませんから、例えば切ってサラダにしたりするのであれば少々曲がっていても気にいたしません。スーパーマーケットに行って真っすぐのキュウリが三本サランラップにくるまれて売られている状態というのは、やはりある種不自然だなというふうに私は感じています。
 では、そのキュウリ、曲がったキュウリを好むのがだれなのか、それは果たして売れないから、消費者が選んでいるのか、あるいは流通業者が選んでいるのか。私は、例えば流通業者が段ボールに入れてキュウリを運ぶときに、ある箱に百本入る、真っすぐならば百本入る。ところが、曲がっていたら八十本しか入らない。だから真っすぐの方が好まれるのではないかと、そういうふうに考えたこともあります。
 真っすぐなキュウリを求める消費者もいるでしょうから、そういうものを流通させることも大事ですけれども、でもやはり、なぜスーパーでキュウリが山になっていて好きなものを取ったり、そういう売り方というのがもっと広がっていかないのかなという気がいたしております。地元では、こういった売り物にならない野菜、ある旅館ではもったいない野菜と呼んで、それを仕入れて調理して食事に出すという活動をしているグループもあります。
 一方、私は、キュウリ農家を訪問して話をいたしましたけれども、その中で、比較的若いんですけれども、僕は規格が大好きですという方にもお会いしました。彼の言い分は、キュウリが曲がるのは栽培者の腕が悪い、キュウリは本来真っすぐ育つものである、そして農家にしてみれば、真っすぐのいいキュウリを育てれば、これはA級品として幾らで買ってもらえる、その方が売上げの見通しもしっかり立つし、農家の技術の向上にも役立つので規格は必要なのですと、そういうことを言いました。なるほどなと思いました。
 そこでお伺いしたいのですけれども、行政というのはやはり法律を作ったり基準を作ったり、規制をしていく方が仕事だと思います。ですから、規格を作るのは行政の仕事なんでしょうけれども、それでは、出回らない規格外製品というのは市場のニーズに任せて、市場でそれこそ六次産業なりビジネスを起こしていいと考えられるのか、それとも、それはそれで、食料自給率を上げるためにも出回る方法を考えていかれるのか、どういう立場に立って政策を考えておられるのか、質問させてください。

発言情報

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発言者: 亀井亜紀子

speaker_id: 11178

日付: 2010-03-16

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会