田村憲久の発言 (予算委員会)
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○田村(憲)委員 これが民主党的体質なんですよね。
例えば、今言われた赤字国債と建設国債、これは私は鳩山総理のときに鳩山総理とも議論させていただきましたよ。平成十二年から平成二十二年度まで、建設国債と赤字国債の累増額を見ますと、建設国債は三十六兆円しかふえていないんです。赤字国債が二百三十四兆円ふえた、これが財政悪化の主因ですよね。
コンクリートから人へ、こうやって言ったのはあなた方でした。コンクリートから人にお金を政策転換すれば、何かお金が出てきて財政はよくなって、そして政策転換できるんだ、こんなことをおっしゃってきたけれども、この十年間、もう既にそれを我々はやっちゃったんですよ。やっちゃったんですよ。だから、建設国債はほとんどふえていないんです。赤字国債がふえているんです。だから、コンクリートから人へやっちゃったんですよ、我々が。
にもかかわらず、それをやれば何か十六・八兆円出てくるような、そういう誤ったイメージを国民の皆さんに植えつけて、何か魔法があるんだ、打ち出の小づちがあるんだ、こういうことをあなた方はマニフェストでおっしゃって、そして政権をとって、今できなくて塗炭の苦しみでしょう。
だから、消費税を上げると。あのとき菅さんは本音だったと私は思うんですよ。一〇%、自民党に抱きつきをされたのはちょっと我々も違和感がありましたけれども、しかし、総理が、与党の総理ですよ、それが選挙前に消費税を上げる、格好いいなと私は思ったんですね。
ところが、何か選挙の途中、小沢さんやいろいろな方からいろいろなことを言われて、ふにゃふにゃふにゃとなっちゃった。今回、両院総会で、鳩山、小沢氏、この両氏が辞任でけじめをつけ、勇断を受けて臨んだ参議院選で多くの仲間を失ったことに責任を痛感している、こういうことをおっしゃられましたよね。おっしゃられました。
でも、これはおかしいですよね。私は、菅さんが消費税を言われた、それが参議院選挙に敗れた一番の原因じゃないと思いますよ。やはり、その前にあった小沢さんや鳩山さんの問題、政治と金の問題、これがやはり決定的に民主党が国民の皆さんから信頼を失った原因ですよ。なのに、こんな配慮されたことを言われて。国民に向かって総理は物をおっしゃらなきゃいけない。世論といっても、国民世論ですよ。党内世論に向かって、なぜこんなものをおっしゃらなきゃいけないのか。私は、ちょっと今の菅さんは格好悪いと思いますよ、はっきり言って。ですから、この鳩山さんと小沢さんの問題はまだ終わったわけじゃないんです。
きのう、うちの谷垣総裁が、証人喚問、関係者の証人喚問等々を要求いたしました。菅さんは何かお答えになったような、ならなかったような、そういうような話でございましたけれども、これは改めまして要求をさせていただきたいと思いますので、委員長、ぜひとも御協議をよろしくお願いいたします。