大久保勉の発言 (財政金融委員会)
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○大久保勉君 分かりました。次の政策決定会合で上振れリスクの表記を若干弱くしてもらうとか削除してもらうと、そういうことを期待したいなと思っております。
もう一つ、次のページに、日本銀行は物価安定の下で持続的な成長経路に復帰することが極めて重要な課題であると認識している、そのために強力な金融緩和の推進、こういう表現がありますが、強力な金融緩和の推進をしているかどうか、ここが私、疑問な点です。
資料を配付しておりまして、資料一を御覧ください。
強力な金融緩和ということですから、いわゆる日銀のバランスシートが増えているのかということに関して調べてもらいました。一九九〇年から直近までなんです。特に御覧いただきたいのは、二〇〇五年の段階で百五十五兆円ありました日本銀行の総資産が現在は百十七兆円まで減少しております。二五%も減少しているんです。二〇〇八年九月、リーマン・ショックの段階から、いったんはバランスシートを膨らまして金融緩和しているんですが、ここに来ましてまた縮小しているということです。ですから、五年の単位では急激な資産を縮小、つまり経済を冷やしているという状況です。さらに、リーマン・ショックは一時的には緩和したんですが、その後また冷やしているという、ですからデフレが直らないはずだと思います。
この点に関して、総裁の御所見を聞きたいと思います。