菅直人の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(菅直人君) まず、妻の発言にお褒めをいただいたことを私からもお礼を申し上げます。
失意泰然という言葉を挙げていただきまして、私もそれほど泰然とできているわけではありませんけれども、しかし、今回の結果が出たとき、あるいはそういう厳しい結果になりそうなときに私なりに考えました。私は、総理大臣という席、もちろん初めての、まだなったばかりでありますが、最終的にその総理大臣という席に着いた政治家の評価は歴史が決めるものであろうと、このように考えました。そういう意味で、歴史に対して恥じない行動を取りたい、このように考えました。今回の結果は大変、特に我が党にとっては厳しいものでありましたけれども、財政の状況は、先ほども申し上げましたが、これはどなたが総理大臣をやろうとも、どの政党が政権を持たれようとも、この十年、二十年あるいは三十年の中で大変厳しい状況を招いておりますので、それを回避することは政治家としてはできない、このように考えております。
そういった意味で、私は、財務大臣時代に既に消費税を含む議論を税制調査会の専門委員会の方にお願いをし、また自民党が出された法案に対しても、場合によっては同様な法案を政府の方からも出して国会の場で与野党の議論を始めたらどうかということも、まさに林議員との議論を通して申し上げたこともありました。そういった具体的な形をどう取るかは、今回の結果も踏まえて、政府税調ばかりでなく、民主党の中にも政策調査会が復活しましたのでそちらで議論もいただくことにいたしておりますが、少なくとも、これまで財務大臣時代に申し上げてきた考え方、それをしっかりと踏まえながら今後の財政運営の健全化のために不退転の決意で臨んでいく、そのことだけは改めて申し上げさせていただきます。