菅直人の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(菅直人君) まず、国民の生活が第一という昨年の政権交代のときのマニフェスト、さらに今回の参議院選挙で掲げました元気な日本を復活させる、この二つの基本的な方向性をいかにすれば実現ができるか、このことを政策課題として考えてまいりたいと思っております。
 その中で、選挙のときには強い経済、強い財政、強い社会保障と申し上げましたが、それを少し言い換えまして、経済成長改革、そして財政健全化改革、そして社会保障改革のこの三大改革を一体的に進めることが必要だと、このように思っております。
 その中で、具体的な政策手段としては、まず予算編成においてこの三つの課題が前進するような予算を作っていきたい。特にその中では、まず雇用の拡大というものを重視し、それによってデフレの脱却、さらには経済の成長、そういうものにつなげていく、こういうことに重点を一つ置きたいと考えております。
 また、社会保障の充実については、これはまた議論がほかの場面でもあるかもしれませんけれども、この十年余り社会保障に関する費用は増大をしているわけですけれども、残念ながらそれを賄えるだけの税収の増大がないために、いわゆる赤字国債がどんどんと出すことが恒常化してしまっております。そういう意味では、この社会保障の問題は財源と一体で議論をしていくことが必要であろうと思っております。
 そして、何よりもその前提となるのは無駄の削減であります。これは、まさに我が党にとっては一丁目一番地とも言える問題でありまして、これから事業仕分も特別会計を含んでより積極的にやっていかなければならないと思っております。
 そういった意味で、経済成長と財政健全化とこの社会保障改革というのをどのようないい循環にしていくことができるのか、これについてこういった予算委員会の場の議論も含めて進めていきたい。私は、やはり雇用というものをまず重視することがそれにつながるのではないかと、このような考え方を基本的に持っております。

発言情報

speech_id: 117515261X00220100805_013

発言者: 菅直人

speaker_id: 33543

日付: 2010-08-05

院: 参議院

会議名: 予算委員会