前原誠司の発言 (外務委員会)
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○前原国務大臣 今、阪口委員がおっしゃったように、十一月七日に二十年ぶりにミャンマーで総選挙が行われました。総選挙が二十年ぶりに行われたということ自体は、それは私は半歩前進だとは思いますけれども、しかし、完全に公平公正な選挙であったかというと疑問符がございます。
例えば、上院にしても下院にしても、初めから軍人枠というものが四分の一ずつ設けられていたということと、あとは、アウン・サン・スー・チーさんの解放が十一月十三日ではないかと言われておりますけれども、つまりは、選挙前にはNLDなどとの話し合いがなかったということを考えれば、またそのNLDが総選挙をボイコットしたという状況を考えれば、公正な選挙、完全な民主化の選挙ではなかったということは私は言えるのではないかと思います。
ただ、国情に合わせて一歩ずつ民主化を歩んでもらうということも大事でございますし、そういう意味では、単に批判をするだけではなくて、今後のミャンマーの民主化をさらに後押しするような両面が、私は政策において、外交において必要ではないかと思っておりますので、今までも人道的な支援はしてまいりましたけれども、慎重にミャンマーの今後の民主化の動向というものを見きわめて、我々としても両面から対応をしていきたい、このように考えております。