樋高剛の発言 (環境委員会)

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○樋高大臣政務官 恐れ入ります。お答えをさせていただきたいと思います。
 まず最初に、田中先生、環境政策についての造詣の深いところで日ごろから御尽力いただいておりますことに対しまして、心から深甚なる敬意と感謝を申し上げさせていただきたいと思います。また、先ほどのお話の中では、自民党さんの環境大臣になられたということでございまして、御活躍を心から御祈念申し上げると同時に、今後ともぜひとも御高説を賜ってまいりたいと申し上げさせていただきたいと思います。
 大臣は今回、国際会議におきまして議長という、取りまとめというお役をいただいているものですから、大変僣越ではございますけれども、私の方からお答えをさせていただきたいというふうに思う次第でございます。
 先生御指摘のとおり、このABSの問題につきましては、生物多様性条約の三つの目的の一つでありまして、重要な課題である、このように認識をしているところであります。我が国を含めましていずれの国も、遺伝資源の提供国や、あるいは一方で利用国にもなり得るということでありますけれども、遺伝資源を持続可能な形で利用をして、そしてその利益を適切に配分することが人類の福利と生物多様性の保全に大きく貢献をするというふうに認識をしているところであります。
 そこで、先生の御指摘でありますけれども、いわゆるABSの交渉につきまして、議長国の立場のほかに、まさしく、国内産業への場合によっては悪影響が出るのではないか、利用国の立場としても取り組むべきではないかという御指摘ではないかというふうに理解をしたところでありますけれども、遺伝資源というのは、先生御案内のとおり食品や医薬品あるいは化学などさまざまな産業に利用されているのが現状でございまして、遺伝資源の適切な利用を促進することは国内産業を初め我が国の国益を守る上でも大変重要であるというふうに答弁をさせていただきたいと思う次第であります。
 また、現在、ABSにつきましては鋭意交渉が進められているということでありまして、我が国が受け入れ可能な形での合意を目指すことはもちろんのことでありますけれども、結果として利用国と提供国双方の利益につながるような合意がなされるように誠実に議長国として努めてまいりたい、このように考えているところであります。
 ありがとうございます。

発言情報

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発言者: 樋高剛

speaker_id: 28048

日付: 2010-10-26

院: 衆議院

会議名: 環境委員会