小沢鋭仁の発言 (環境委員会)
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○小沢委員長 これより会議を開きます。
環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、去る十月二十七日に行いました生物の多様性に関する条約第十回締約国会議の視察につきまして、その概要を私から御報告申し上げます。
まず、COP10の主会場であります名古屋国際会議場で行われたハイレベルセグメント開会式に参加いたしました。議長である松本環境大臣のほか、国連総会議長、国連事務総長、ガボン大統領、イエメン首相、世界銀行総裁、国連環境計画事務局長、地球環境ファシリティーCEO、生物多様性条約事務局長、各国の子供たち及び菅内閣総理大臣がそれぞれの立場でCOP10の成功に向けた熱意を語られ、我々も議長国の国会議員としての決意を新たにいたしました。
次いで、欧州議会環境・公衆衛生・食品安全委員会の代表団との間で、立法府の一員として率直な意見交換をいたしました。
私どもは、生物多様性の保全に向けてまさに今ここで行動しないと将来の世代に禍根を残すとの認識のもとで、COP10の成功に向けて、ポスト二〇一〇年目標や名古屋議定書の採択に向けた我が国の取り組みを述べたほか、これまでも我が国は生物多様性の主流化に積極的に取り組んできており、生物多様性国家戦略を策定したほか、今国会では生物多様性の取り組みを促進するための法案が国会に提出されていることなどを申し上げました。
これに対し、同委員会のライネン委員長は、今回の訪日はEUとしてCOP10をぜひ成功させたいためであり、気候変動対策とともに生物多様性の保全が二つの大きな課題である中、ここで一堂に会して議論ができることは非常に喜ばしいと発言をされました。また、欧州議会を含めEUは生物多様性の保全について高い意識を持っており、生物多様性の問題に関し、欧州議会はEU加盟国等に呼びかけてリーダーシップをとりたいと話されました。最後に、同委員長は、メキシコでの気候変動枠組み条約、COP16においてもこのような議員外交の場を持ちたいとの意向を示されました。
以上、委員会視察の概要を御報告申し上げます。
次に、生物の多様性に関する条約第十回締約国会議の結果について政府から報告を聴取いたします。松本環境大臣。