町村信孝の発言 (環境委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○町村委員 この一年の姿をいろいろ振り返ってみますと、もちろん、非常にチャーミングなマニフェストで皆さん方は選挙に勝たれた。しかし、まさに例えば普天間がその典型的な例だろうと思います、目標というか、むしろ願望を掲げて、例えば県外移設とか国外移設とか、願望はだれでも人間は持っておりますから、それはいいんですけれども、しかし総理大臣あるいは政府が余り単なる願望を述べるということは、私は適切ではないと思うんです。
 願望を言う以上、あるいは目標を言う以上は、それをどうやって実現するのかという具体論なくして軽々にそういうことを言うということは、政治家としては無責任であるということになってくるわけです。まさに普天間がその象徴であった、こう思いますし、ほかにも実は、申しわけないが、いっぱい今それが出てきて、マニフェストというのはうその証明集だみたいなこと、マニフェストという言葉自体が汚れた言葉になってしまっているとまで言われる。
 それはやはり、ここに書いてあるさまざまな目標が、実は残念ながら全くこのとおりになっていない、あるいは、ただ単に願望を述べただけであって、政権をとられた後もその具体の手順を一向に詰めずに言っておられるというところではないかと思うんですね。暫定税率の廃止、高速道路の無料化、まあ、ごく一部は無料化なさっておられるけれども、ほんのごく一部であるとか、あるいは、十六兆八千億の無駄の削減、実質は六千九百億円しかないとか。
 私は、こういう目標を掲げる、志を持つ、それはそれでいいことだと思いますけれども、しかし、政府としてそれを言う以上は、選挙までは仮に許されたとしても、政権をとった後、すぐに国連総会に行って鳩山総理が二五%ということを言った。関係省庁との議論もなし。多分、岡田外務大臣と福山副大臣と鳩山総理、このお三方であの二五というのを行ってぱっと決めた、小沢環境大臣もおられたかもしれませんけれども。
 要するに、具体に、ではどうやってそれを実現するのかということを政府としてきちんともう一度吟味することなく、総理大臣になられてすぐ国連総会の場で言って、いわば国際公約的な扱いになってしまったというのは、やはり拙速であったと私はまず言わざるを得ないんですね。というのは、その後の展開を見ていると、やはりこれは拙速であったという議論の方が私は的を射ていると思うんですよ。やはりあそこで、国連総会でぱっと言ってしまったというところにそもそも誤りの出発点があり、今やこれはいささか普天間的様相を帯びてきている、私はそういうふうに現状を見ているんですが、大臣はいかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 117604006X00720101126_012

発言者: 町村信孝

speaker_id: 34906

日付: 2010-11-26

院: 衆議院

会議名: 環境委員会