石田三示の発言 (環境委員会)
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○石田(三)委員 おはようございます。民主党の石田三示でございます。
きょうは、環境大臣に御就任後初めての質問に立たせていただきます。精いっぱい頑張らせていただきたいと思います。自由民主党の皆さんがおいでにならない中で、国家戦略とも言える生物多様性に関する会議の中で、非常に残念でございますけれども、頑張ってまいりたいというふうに思います。
初めに、松本環境大臣には、御就任後、大変重要な国際会議に次々に御参加をされて、COP10を大成功に導かれましたこと、本当に心からお喜び申し上げますし、また感謝を申し上げたいというふうに思います。
私は、国際会議などというものを軽々しく私たちが言えるようなものではありませんけれども、会議を進める中で、一つ主要なというんですか、核になるところをあらかじめ押さえて、あとは強引に進めていっちゃうというのが通例であるかのように思いますけれども、松本環境大臣のお話を伺うと、各参加者に公平に情報を流されて、しっかり対応されたということを伺いました。これがまた、成功に導いた一つの原因だというふうに思います。私も、短いおつき合いでございますけれども、松本大臣の政治家としての大きさなのかなというふうに考えております。どうも御苦労さまでございました。
さて、今回、大変長い法文でございますけれども、地域における多様な主体の連携による生物の多様性の保全のための活動の促進等に関する法律案、里地里山法というふうに略称がございますけれども、それに関する質問をさせていただきます。
私の出身は、千葉県の鴨川市でございます。鴨川市といいますと、鴨川シーワールドという海洋レジャーランドがあるわけでございますけれども、大変有名でございますが、私の住んでいるところはそこよりずっと西の方に入った、いわゆる棚田のあるところでございまして、森があり、小川があり、田んぼがあり、畑があり、住まいもあり、そういった中で、非常に生物多様性の富んだ里山でございます。そういった環境にあるということでございます。
大臣はCOP10において大きな成果を上げられたわけでございますけれども、日本の主導でSATOYAMAイニシアチブ国際パートナーシップが誕生し、愛知ターゲットの中の目標十一のところで「生物多様性と生態系サービスに特別に重要な地域が、効果的、衡平に管理され、かつ生態学的に代表的な良く連結された保護地域システムやその他の効果的な地域をベースとする手段を通じて保全され、また、より広域の陸上景観又は海洋景観に統合される。」というふうにうたわれております。また、農業と生物多様性の作業部会の中では、農業の生物多様性において、特に水田農業の重要性を認識するとともに、ラムサール条約の水田決議を歓迎するとされております。
本案の長い正式名称の略称が里地里山法と言われております。これは、生物多様性の危機の中でも二番目に挙げられております人間活動の縮小による危機、いわゆる、人間が自然の恵みを受け、適正に管理、利用しながらつくってきた里地里山の生態系が、農村の高齢化や人口減少で人の手が入らなくなったため、耕作放棄地の増加など、さまざまな生物多様性の危機に瀕していることが問題意識というとあるということではないでしょうか。
今回の質問では、特に、人間活動の縮小による危機の解決にこの法案がどれだけ効果があるかということについて質問をしていきたいというふうに思っています。
それでは、お伺いをしたいと思うんですが、日本のいわゆる生物多様性保全のためには里地里山の保全、活用が大きなかぎを握ると考えますが、大臣の御見解をお伺いいたします。