江田康幸の発言 (環境委員会)
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○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。
本日は、生物多様性法案、いわゆる里地里山法案について質問をさせていただきます。
我が国で開催されましたCOP10におきまして、ポスト二〇一〇年目標、いわゆる愛知目標、及び遺伝資源へのアクセスと利益配分、ABSに関する名古屋議定書が今回合意されましたことは、極めて意義深いものでございます。まさにこれは、日本の松本環境大臣の強いリーダーシップと、先進国さらには途上国の、関係各国の努力によるものと敬意を表するものでございます。
しかし、この成功の余韻に浸っている余裕はないと思います。生物と共生する社会づくりについて、未来に対して我々世代は新たな責任をこれで負ったことになるわけであります。今後は、これらの新たな保全目標が着実に実施されて、生物多様性の保全と持続可能な利用の実現につながるように、世界全体で政策等を見直す必要がありますし、また我が国は、COP10議長国として、その先頭に立って世界を先導していく重い責任があるわけであります。
とりわけ、今後の世界の生物多様性保全の戦略計画であるポスト二〇一〇年目標、愛知目標では、個別目標として、自然生息地の損失速度を少なくとも半減させること、それから、農林漁業地域が生物多様性の保全を確保するよう管理すること、さらに、気候変動等により影響を受けるサンゴ礁等の生態系への人為的圧力を最小化すること、生物多様性に特別に重要な陸域の少なくとも一七%、海域の少なくとも一〇%を保全すること、劣化した生態系の少なくとも一五%を回復すること等々が決められています。
そこで、環境大臣にお聞きいたしますが、これらの目標の着実な達成のために、この法律案は具体的にどのような役割を果たしていくものと考えておられるのか。その位置づけについて、今回のCOP10の議長である松本環境大臣にお伺いをいたします。