菅直人の発言 (予算委員会)

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○菅内閣総理大臣 ベトナムに十月の二十八日に参りまして、昨日の夜帰ってまいりました。
 この間、メコン五カ国との会談、ASEAN十カ国との会談。さらには、ASEAN十カ国に日本、韓国、中国を交えたASEANプラス3の会談。さらに、インド、オーストラリアなどが加わったASEANプラス6の会談。さらには、東アジア首脳会談、これには今度からアメリカとロシアも入るということで、両国の国務大臣あるいは外務大臣も出席された会談。さらに、その後、改めてベトナムへの公式訪問を行いまして、そうした幾つかの会談の結果、ベトナムにおける原子力発電所さらにはレアアースの開発などで我が国をパートナーとして決めるという決定をいただきました。
 そういった中にあって、日韓中の三カ国会談も行いました。その席では、李明博大統領あるいは温家宝首相と私と三カ国でいろいろな課題についてはしっかりと話し合うことができました。ただ、残念なことは、日中の二カ国で会談を行うことにその日の外務大臣会議の席でそれを進めようという話になっていて、一たん日程がその日韓中の三カ国会談の後にやりましょうということになっていたんですが、残念ながら、その三カ国会議をやっているときに何か事務方からそれが難しくなったという中国のことがあったということであります。
 私としては、残念なことではありましたけれども、翌朝、その東アジア首脳会議の前のいわば正式な会場に入る前に集まる場所がありまして、そこで各首脳と立ち話をしていたときに、温家宝首相もその部屋にやってこられまして、そして私のところにも来られて、そこで私の方から残念でしたねと申し上げ、温家宝総理も残念だということを言われました。
 短時間の会議ではありましたけれども、その中で、まずは、ブリュッセルで会ったときに民間交流は大いにやりましょうということを言っておりまして、現実にもその後、民間交流、例えば上海の万博に七百名の日本の若者が行くとか、いろいろなことが進んでおりまして、それはよかったですねという話をお互い確認いたしました。また、引き続き戦略的互恵関係の推進に努力したいということを申し上げ、温家宝総理からも同じような趣旨の話がありました。そして、そういう場面でありましたので、もう少し時間をとった会談を今後行いたいところですねということで、その点も同じようなお考えを表明されました。
 そういったことで、正式な二国間会談ということにならなかったことは残念ではありますけれども、私たちから見ると、それは中国側の何らかのいわば理由があって直前にやめられたことで、残念ではあるけれども、しかし我が国としてはこれに対して冷静に対応してきている、このように思っております。

発言情報

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発言者: 菅直人

speaker_id: 33543

日付: 2010-11-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会