松本龍の発言 (環境委員会)
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○国務大臣(松本龍君) 十月九日に行ってまいりました。私は、熊本県の北側の福岡県出身で、小さいころから水俣の報道がたくさん行われて、特に胎児性の患者の、ユージン・スミスさんの写真とかいろんなものを見て、幼いころから私の弟ぐらいの年なんだ、この子はと思って心を痛めてまいりました。そういう意味では、虚心坦懐に水俣を訪問しようと、熊本県に行こうという思いで参りました。
初めて訪問して慰霊碑にお参りをささげた後、認定患者やあるいは被害者団体の方々とお話をし、さらに明水園の訪問や熊本県知事、水俣市長と意見交換をさせていただきました。直接、現地を肌で感じ、いろんな話を聞いて、この水俣病の問題、本当に大きな問題だなと改めて大きな決意を新たにしたところであります。
お尋ねの特措法の救済措置につきましては、申請者に対する公的検診や判定の手続も順次実施されております。本年五月から申請受付を開始しており、救済措置申請者は九月末現在で三万五千人というふうに聞いております。また、十月一日には一時金の支給も開始されたところであります。
このことにつきましては、ここにおられます川口先生あるいは熊本の園田先生あるいは松野先生等々、様々長い時間を掛けてやってこられた結果だというふうに思っておりますし、私はたまたま支給のときに大臣であったというだけの話で何の貢献もいたしておりませんけれども、改めて関係者の皆様に敬意を表したいというふうに思っております。
十月一日から一時金の支給も開始されたところでありますけれども、今後も、救済措置の円滑な実施に努め、あとう限りすべての水俣病被害者の救済がなされるよう努力してまいりたいというふうに思っております。