環境委員会
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会
会議録情報#0
平成二十二年十月二十一日(木曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
十月十九日
辞任 補欠選任
難波 奨二君 小川 勝也君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 北川イッセイ君
理 事
轟木 利治君
山根 隆治君
有村 治子君
川口 順子君
委 員
小川 勝也君
大石 尚子君
ツルネン マルテイ君
白 眞勲君
平田 健二君
福山 哲郎君
松野 信夫君
小坂 憲次君
鈴木 政二君
谷川 秀善君
加藤 修一君
水野 賢一君
市田 忠義君
亀井亜紀子君
国務大臣
環境大臣 松本 龍君
副大臣
内閣府副大臣 平野 達男君
大臣政務官
内閣府大臣政務
官 阿久津幸彦君
厚生労働大臣政
務官 岡本 充功君
農林水産大臣政
務官 松木けんこう君
経済産業大臣政
務官 田嶋 要君
環境大臣政務官 樋高 剛君
事務局側
常任委員会専門
員 山下 孝久君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 宗永 健作君
国土交通省土地
・水資源局長 内田 要君
国土交通省河川
局次長 山本 徳治君
環境大臣官房廃
棄物・リサイク
ル対策部長 伊藤 哲夫君
環境省総合環境
政策局長 白石 順一君
環境省総合環境
政策局環境保健
部長 佐藤 敏信君
環境省地球環境
局長 寺田 達志君
環境省水・大気
環境局長 鷺坂 長美君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○環境及び公害問題に関する調査
(水俣病被害者救済に関する件)
(ABS(遺伝資源へのアクセスと利益配分)
への我が国の取組方針に関する件)
(フロンの回収破壊対策に関する件)
(大気汚染と環境基準に関する件)
(生物多様性の危機と我が国の取組に関する件
)
(SATOYAMAイニシアティブに関する件
)
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この発言だけを見る →午前十時開会
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委員の異動
十月十九日
辞任 補欠選任
難波 奨二君 小川 勝也君
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出席者は左のとおり。
委員長 北川イッセイ君
理 事
轟木 利治君
山根 隆治君
有村 治子君
川口 順子君
委 員
小川 勝也君
大石 尚子君
ツルネン マルテイ君
白 眞勲君
平田 健二君
福山 哲郎君
松野 信夫君
小坂 憲次君
鈴木 政二君
谷川 秀善君
加藤 修一君
水野 賢一君
市田 忠義君
亀井亜紀子君
国務大臣
環境大臣 松本 龍君
副大臣
内閣府副大臣 平野 達男君
大臣政務官
内閣府大臣政務
官 阿久津幸彦君
厚生労働大臣政
務官 岡本 充功君
農林水産大臣政
務官 松木けんこう君
経済産業大臣政
務官 田嶋 要君
環境大臣政務官 樋高 剛君
事務局側
常任委員会専門
員 山下 孝久君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 宗永 健作君
国土交通省土地
・水資源局長 内田 要君
国土交通省河川
局次長 山本 徳治君
環境大臣官房廃
棄物・リサイク
ル対策部長 伊藤 哲夫君
環境省総合環境
政策局長 白石 順一君
環境省総合環境
政策局環境保健
部長 佐藤 敏信君
環境省地球環境
局長 寺田 達志君
環境省水・大気
環境局長 鷺坂 長美君
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本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○環境及び公害問題に関する調査
(水俣病被害者救済に関する件)
(ABS(遺伝資源へのアクセスと利益配分)
への我が国の取組方針に関する件)
(フロンの回収破壊対策に関する件)
(大気汚染と環境基準に関する件)
(生物多様性の危機と我が国の取組に関する件
)
(SATOYAMAイニシアティブに関する件
)
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北
北川イッセイ#1
○委員長(北川イッセイ君) ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、難波奨二君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、難波奨二君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
─────────────
北
北川イッセイ#2
○委員長(北川イッセイ君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官宗永健作君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官宗永健作君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
北
北
松
松野信夫#5
○松野信夫君 おはようございます。
民主党の松野信夫です。質問する機会を与えていただき、ありがとうございます。
環境大臣の先日の所信、これについて、主に水俣病の問題、そして水銀の取扱いについて御質問をさせていただきます。
まず、大臣は、大臣に就任して初めて十月九日に水俣を御訪問されたと聞いております。各種施設を訪問されたりあるいは患者団体の皆さんとも意見交換をされたと聞いておりますが、大臣としてどのような印象をまずお持ちになったのか、この点についてお聞きしたいと思います。
この発言だけを見る →民主党の松野信夫です。質問する機会を与えていただき、ありがとうございます。
環境大臣の先日の所信、これについて、主に水俣病の問題、そして水銀の取扱いについて御質問をさせていただきます。
まず、大臣は、大臣に就任して初めて十月九日に水俣を御訪問されたと聞いております。各種施設を訪問されたりあるいは患者団体の皆さんとも意見交換をされたと聞いておりますが、大臣としてどのような印象をまずお持ちになったのか、この点についてお聞きしたいと思います。
松
松本龍#6
○国務大臣(松本龍君) 十月九日に行ってまいりました。私は、熊本県の北側の福岡県出身で、小さいころから水俣の報道がたくさん行われて、特に胎児性の患者の、ユージン・スミスさんの写真とかいろんなものを見て、幼いころから私の弟ぐらいの年なんだ、この子はと思って心を痛めてまいりました。そういう意味では、虚心坦懐に水俣を訪問しようと、熊本県に行こうという思いで参りました。
初めて訪問して慰霊碑にお参りをささげた後、認定患者やあるいは被害者団体の方々とお話をし、さらに明水園の訪問や熊本県知事、水俣市長と意見交換をさせていただきました。直接、現地を肌で感じ、いろんな話を聞いて、この水俣病の問題、本当に大きな問題だなと改めて大きな決意を新たにしたところであります。
お尋ねの特措法の救済措置につきましては、申請者に対する公的検診や判定の手続も順次実施されております。本年五月から申請受付を開始しており、救済措置申請者は九月末現在で三万五千人というふうに聞いております。また、十月一日には一時金の支給も開始されたところであります。
このことにつきましては、ここにおられます川口先生あるいは熊本の園田先生あるいは松野先生等々、様々長い時間を掛けてやってこられた結果だというふうに思っておりますし、私はたまたま支給のときに大臣であったというだけの話で何の貢献もいたしておりませんけれども、改めて関係者の皆様に敬意を表したいというふうに思っております。
十月一日から一時金の支給も開始されたところでありますけれども、今後も、救済措置の円滑な実施に努め、あとう限りすべての水俣病被害者の救済がなされるよう努力してまいりたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →初めて訪問して慰霊碑にお参りをささげた後、認定患者やあるいは被害者団体の方々とお話をし、さらに明水園の訪問や熊本県知事、水俣市長と意見交換をさせていただきました。直接、現地を肌で感じ、いろんな話を聞いて、この水俣病の問題、本当に大きな問題だなと改めて大きな決意を新たにしたところであります。
お尋ねの特措法の救済措置につきましては、申請者に対する公的検診や判定の手続も順次実施されております。本年五月から申請受付を開始しており、救済措置申請者は九月末現在で三万五千人というふうに聞いております。また、十月一日には一時金の支給も開始されたところであります。
このことにつきましては、ここにおられます川口先生あるいは熊本の園田先生あるいは松野先生等々、様々長い時間を掛けてやってこられた結果だというふうに思っておりますし、私はたまたま支給のときに大臣であったというだけの話で何の貢献もいたしておりませんけれども、改めて関係者の皆様に敬意を表したいというふうに思っております。
十月一日から一時金の支給も開始されたところでありますけれども、今後も、救済措置の円滑な実施に努め、あとう限りすべての水俣病被害者の救済がなされるよう努力してまいりたいというふうに思っております。
松
松野信夫#7
○松野信夫君 私も長いことこの水俣病の問題については取り組んでまいりました。最近でもよく水俣をお伺いをして、いろんな被害者の皆さんとも意見交換しているんですが、今いろいろお聞きしますと、患者さんたちは、恐らく今回の特措法に基づく救済措置、これが最後の補償、行政としての最後の補償になるだろう。ですから、今大臣も言われましたように、あとう限りすべての被害者がきっちり救済される、漏らさずに救済をしてほしい、これが非常に強い声として上がっているだろうと思います。
また、特措法の七条で、救済措置の開始後三年以内をめどに救済措置の対象者を確定し、速やかに支給を行う、こういう規定があるわけですけれども、私は、この三年をめどというのは、やっぱり政府やあるいはチッソに対して早く救済をしなさいと、こういう趣旨であって、三年過ぎたらもう窓口を閉じてしまうと、そういうようなものにしてはならないと。やっぱり本来の趣旨はしっかり救済をする、早く救済をする、そして一人残らず漏れがないように実行していくと、こういうことだろうと思っております。
全体としては、今大臣も言われたように、まあまずまず順調に進んでいるのかなというふうに思いますが、重ねてお願いしたいのは、やっぱり丁寧に、漏れのないように救済措置を進めてもらいたいということでありますが、もし何かありましたらお願いします。
この発言だけを見る →また、特措法の七条で、救済措置の開始後三年以内をめどに救済措置の対象者を確定し、速やかに支給を行う、こういう規定があるわけですけれども、私は、この三年をめどというのは、やっぱり政府やあるいはチッソに対して早く救済をしなさいと、こういう趣旨であって、三年過ぎたらもう窓口を閉じてしまうと、そういうようなものにしてはならないと。やっぱり本来の趣旨はしっかり救済をする、早く救済をする、そして一人残らず漏れがないように実行していくと、こういうことだろうと思っております。
全体としては、今大臣も言われたように、まあまずまず順調に進んでいるのかなというふうに思いますが、重ねてお願いしたいのは、やっぱり丁寧に、漏れのないように救済措置を進めてもらいたいということでありますが、もし何かありましたらお願いします。
松
松本龍#8
○国務大臣(松本龍君) 今のお話につきましては、現地を訪れたときにたくさんの皆さんからその話をいただきました。私どもとしては、救済措置があるということ、特措法があるということを周知徹底をして、おれは聞いていなかった、あるいは手を挙げることができなかったという人が一人もいないように早急に進めてまいりたいというふうに思っておりますし、締切りは三年目途というふうに書いておりますけれども、ある意味では、そういうふうに書かないといつまでもいつまでもということがありますから、そういう意味では、締切りというのは決めておりませんけれども、あとう限り精力的に、救済漏れがないように努力を重ねていきたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →松
松野信夫#9
○松野信夫君 是非お願いをしたいと思います。
そして、特措法の中では、単に被害者救済ということだけではなくて、例えば三十五条のところでは地域振興という条項があります。また、三十六条は、地域の皆さんの健康増進事業というようなことで、医療だとか福祉だとか、こういうような施策もしっかり取り組んでいく、このように規定をしているわけであります。
私も現地に行ってみますと、全体としてやっぱり、何といっても患者さんたちが非常に高齢化をしている、胎児性、小児性の患者さんたちも相当高齢化をしている。こういうような状況を見て、やはりそういう高齢化にも対応するような施策を是非取ってもらいたいと思っておりますが、この点はいかがでしょうか。
この発言だけを見る →そして、特措法の中では、単に被害者救済ということだけではなくて、例えば三十五条のところでは地域振興という条項があります。また、三十六条は、地域の皆さんの健康増進事業というようなことで、医療だとか福祉だとか、こういうような施策もしっかり取り組んでいく、このように規定をしているわけであります。
私も現地に行ってみますと、全体としてやっぱり、何といっても患者さんたちが非常に高齢化をしている、胎児性、小児性の患者さんたちも相当高齢化をしている。こういうような状況を見て、やはりそういう高齢化にも対応するような施策を是非取ってもらいたいと思っておりますが、この点はいかがでしょうか。
松
松本龍#10
○国務大臣(松本龍君) この問題につきましても、救済措置を円滑に進めると同時に、将来にわたり水俣病被害者の方々が安心して暮らせていける社会を実現するために、地域における医療・福祉対策や地域の再生振興を推進することが重要だと改めて認識をしております。
地域の再生振興につきましては、水俣市が開催をするみなまた環境まちづくり研究会を支援し、専門家にも具体的な検討を進めていただいているほかに、環境省としても直接に市民の皆さんの声を聞く機会を設けてきているところであり、今後とも関係者の意見を聞きながら進めてまいりたいと思います。十月四日には東京で水俣市のエコツーリズム宣言というのがありまして、そういうものも参加をして様々意見を聞いてまいりました。
大変重要な御指摘の、胎児性水俣病患者やその介護者の高齢化あるいはその福祉といった問題もこれから進めていかなければなりませんけれども、胎児性患者の方とお会いをしましたけれども、何か力が逆に言うとわいてくるというか、つらい思いをされているのに何か夢を持つ力というのをしっかり持っておられて、こちらが逆に励まされたようなところもありました。
これまでも関係県市と協力をして御意見をいただきながら、胎児性水俣病患者の通所及び待機・滞在施設、ショートステイの整備とか、通院等のために外出する際の支援など取組を実施してきているところです。引き続き、今後更なる高齢化など見込んで、ニーズを踏まえた施策の充実を図っていきたいと考えております。
この発言だけを見る →地域の再生振興につきましては、水俣市が開催をするみなまた環境まちづくり研究会を支援し、専門家にも具体的な検討を進めていただいているほかに、環境省としても直接に市民の皆さんの声を聞く機会を設けてきているところであり、今後とも関係者の意見を聞きながら進めてまいりたいと思います。十月四日には東京で水俣市のエコツーリズム宣言というのがありまして、そういうものも参加をして様々意見を聞いてまいりました。
大変重要な御指摘の、胎児性水俣病患者やその介護者の高齢化あるいはその福祉といった問題もこれから進めていかなければなりませんけれども、胎児性患者の方とお会いをしましたけれども、何か力が逆に言うとわいてくるというか、つらい思いをされているのに何か夢を持つ力というのをしっかり持っておられて、こちらが逆に励まされたようなところもありました。
これまでも関係県市と協力をして御意見をいただきながら、胎児性水俣病患者の通所及び待機・滞在施設、ショートステイの整備とか、通院等のために外出する際の支援など取組を実施してきているところです。引き続き、今後更なる高齢化など見込んで、ニーズを踏まえた施策の充実を図っていきたいと考えております。
松
松野信夫#11
○松野信夫君 是非その方向でお願いしたいと思いますが。
大臣も入られているし、また先日、小林事務次官も行かれて現地の皆さんの声をいろいろとお聞きになっていらっしゃる。これは率直に申し上げると、自民党時代は大臣が水俣に行くというのはもう五月一日だけ、犠牲者慰霊式にしか行かないというようなことがあったんです。政権交代をして、田島副大臣は何回も何回も入られた、大臣も入られるということで、やっぱり直接現地の皆さんの声を聞いていただく、これは今後とも是非大事なことだと思いますので、折を見て大臣自ら水俣に入っていただく、直接地元の皆さんの声を聞いていただくと。副大臣も折を見て是非お願いをしたいと思いますが、そうした点はいかがでしょうか。
この発言だけを見る →大臣も入られているし、また先日、小林事務次官も行かれて現地の皆さんの声をいろいろとお聞きになっていらっしゃる。これは率直に申し上げると、自民党時代は大臣が水俣に行くというのはもう五月一日だけ、犠牲者慰霊式にしか行かないというようなことがあったんです。政権交代をして、田島副大臣は何回も何回も入られた、大臣も入られるということで、やっぱり直接現地の皆さんの声を聞いていただく、これは今後とも是非大事なことだと思いますので、折を見て大臣自ら水俣に入っていただく、直接地元の皆さんの声を聞いていただくと。副大臣も折を見て是非お願いをしたいと思いますが、そうした点はいかがでしょうか。
松
松本龍#12
○国務大臣(松本龍君) 先ほど申し上げましたけれども、たまたま時間があって私は前の日に水俣に泊まって、九日にずっと視察をしてまいりました。民主党の力はもとよりですけれども、やっぱり半世紀にわたっていろんな方々が努力をされてきて、川口元大臣もおられますし、園田先生もおられますし、松野先生、様々な方々が患者の皆さんとお会いをして今日があると。一時金が支給されたときに私はたまたま大臣であったというだけで、ほとんど貢献はしておりません。
そういう意味では、これからもいろんな方々、さらに胎児性患者の皆さんを介護する方の高齢化等々も見ていきながら、しっかり取り組んでまいりたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →そういう意味では、これからもいろんな方々、さらに胎児性患者の皆さんを介護する方の高齢化等々も見ていきながら、しっかり取り組んでまいりたいというふうに思っております。
松
松野信夫#13
○松野信夫君 それで、いよいよこの特措法に基づいてチッソの分社化というものが進められようとしているわけでありまして、ちょうど昨日、二十日の日にチッソ自らがこのチッソ分社化に向けた事業再編計画の概要というものをホームページ上に公表しているわけであります。
今後は、正式に政府に対してこの事業再編計画の認可の申請がなされる、環境大臣が認可するかしないか御判断をいただくと、こういう手続になるわけですけれども、やっぱり現地の皆さんの方は、こういう分社化というのがどんどんと進んでしまうと、原因企業のチッソがなくなってしまうんじゃないか、水俣からいなくなってしまうのではないか、こういうような心配もあるわけでございます。そういうような不安に政府としてもしっかりこたえていただきたいなと、こう思っているところであります。
その際大事なことは、市民の皆さん、県民の皆さんにしっかりとその情報公開をする、意見を聞くということが大事なことかと思っております。チッソも、ホームページ上にこの事業再編計画の概要を公表して、意見を十一月二日までに出してくださいと、そのようにやっているようですけれども、いずれ環境大臣あてにこの再編計画の認可申請がなされたとき、私もできるだけそういう公表、情報の公開をしていくということを是非御検討をお願いしたいと思いますが、この点はいかがでしょうか。
この発言だけを見る →今後は、正式に政府に対してこの事業再編計画の認可の申請がなされる、環境大臣が認可するかしないか御判断をいただくと、こういう手続になるわけですけれども、やっぱり現地の皆さんの方は、こういう分社化というのがどんどんと進んでしまうと、原因企業のチッソがなくなってしまうんじゃないか、水俣からいなくなってしまうのではないか、こういうような心配もあるわけでございます。そういうような不安に政府としてもしっかりこたえていただきたいなと、こう思っているところであります。
その際大事なことは、市民の皆さん、県民の皆さんにしっかりとその情報公開をする、意見を聞くということが大事なことかと思っております。チッソも、ホームページ上にこの事業再編計画の概要を公表して、意見を十一月二日までに出してくださいと、そのようにやっているようですけれども、いずれ環境大臣あてにこの再編計画の認可申請がなされたとき、私もできるだけそういう公表、情報の公開をしていくということを是非御検討をお願いしたいと思いますが、この点はいかがでしょうか。
松
松本龍#14
○国務大臣(松本龍君) 御指摘のとおりだと思います。
経過を申し上げますけれども、七月六日に水俣病特措法第八条に基づいてチッソ株式会社を特定事業者に指定したところであります。また、十月八日には水俣病特措法第九条第一項第二号のその他環境大臣の債務を指定したところであります。関係金融機関に対して支援の要請をしてきた民間金融機関債務四百八億円を、チッソ株式会社からの申請に基づき、会社が引き続き負うべき債務として指定をしてまいりました。
お話しのとおり、九日に患者の皆さん、団体の皆さん、お話をしましたけれども、そのことが一番大きな懸念材料、不安材料だということをお聞きしましたので、昨日、チッソ株式会社において、おとといの夕刻にチッソにある程度概況を公表できないかということの旨を通達をして、昨日、事業再編計画(案)の概要を公表されたということであります。恐らく十一月の今おっしゃったように二日ぐらいまでに御意見を受ける、パブリックコメントといいますか、そういう予定になっているというふうに思います。
今後については、昨日公表された事業再編計画(案)の概要をチッソ株式会社において更にまたパブリックコメントの後に検討を加えるものと承知をしております。なお、事業再編計画の公表後の、つまりパブリックコメントの後の公表後の具体的な段取りについてはチッソ株式会社において検討されるものであり、現時点では、環境省としてその中身を承知したり想定している予定ではありません。
いずれにしても、認可承認をするのは私ですから、しっかり取り組んで万全を期してまいりたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →経過を申し上げますけれども、七月六日に水俣病特措法第八条に基づいてチッソ株式会社を特定事業者に指定したところであります。また、十月八日には水俣病特措法第九条第一項第二号のその他環境大臣の債務を指定したところであります。関係金融機関に対して支援の要請をしてきた民間金融機関債務四百八億円を、チッソ株式会社からの申請に基づき、会社が引き続き負うべき債務として指定をしてまいりました。
お話しのとおり、九日に患者の皆さん、団体の皆さん、お話をしましたけれども、そのことが一番大きな懸念材料、不安材料だということをお聞きしましたので、昨日、チッソ株式会社において、おとといの夕刻にチッソにある程度概況を公表できないかということの旨を通達をして、昨日、事業再編計画(案)の概要を公表されたということであります。恐らく十一月の今おっしゃったように二日ぐらいまでに御意見を受ける、パブリックコメントといいますか、そういう予定になっているというふうに思います。
今後については、昨日公表された事業再編計画(案)の概要をチッソ株式会社において更にまたパブリックコメントの後に検討を加えるものと承知をしております。なお、事業再編計画の公表後の、つまりパブリックコメントの後の公表後の具体的な段取りについてはチッソ株式会社において検討されるものであり、現時点では、環境省としてその中身を承知したり想定している予定ではありません。
いずれにしても、認可承認をするのは私ですから、しっかり取り組んで万全を期してまいりたいというふうに思っております。
松
松野信夫#15
○松野信夫君 私もホームページ上に明らかになったこのチッソの事業再編計画の案の概要を拝見しましたけど、これはまさにもう概要の概要ぐらいしか出ておりませんで、詳しいことはほとんど記載がありません。これでは、なかなかこれに基づいてコメントをしてほしいと言われてもコメントしようがないと、率直に言うとそういう印象を持ちました。
特に、私は、チッソが持っているいろんな企業秘密、特殊な技術を持ってはおります。ですから、そういう譲渡される特殊な企業秘密まで明らかにしろというふうには考えておりませんけれども、やっぱり患者さんを始め地元の水俣市、熊本県が不安を覚えないような程度はやはりこれは公開をしていかなければいけないものだと思っております。
この概要を見たところ、例えば、特措法では事業再編計画の中に記載をしなければいけないとして法律で義務付けられている、例えば事業譲渡の時期だとか、あるいは保有する新会社の株式評価額などはまだこの概要の中には掲載がされておりません。
ですから、この概要を見ただけでも、ああ、これでは特措法に基づく法律の要求しているものに十分こたえてはいないということになりますので、せめて法律が記載をしなさいというふうに義務付けているものについては、いずれはやっぱりこれはちゃんと公表してもらわないといけないと、こう思っているんですが、この点は、大臣はどういうお考えでしょうか。
この発言だけを見る →特に、私は、チッソが持っているいろんな企業秘密、特殊な技術を持ってはおります。ですから、そういう譲渡される特殊な企業秘密まで明らかにしろというふうには考えておりませんけれども、やっぱり患者さんを始め地元の水俣市、熊本県が不安を覚えないような程度はやはりこれは公開をしていかなければいけないものだと思っております。
この概要を見たところ、例えば、特措法では事業再編計画の中に記載をしなければいけないとして法律で義務付けられている、例えば事業譲渡の時期だとか、あるいは保有する新会社の株式評価額などはまだこの概要の中には掲載がされておりません。
ですから、この概要を見ただけでも、ああ、これでは特措法に基づく法律の要求しているものに十分こたえてはいないということになりますので、せめて法律が記載をしなさいというふうに義務付けているものについては、いずれはやっぱりこれはちゃんと公表してもらわないといけないと、こう思っているんですが、この点は、大臣はどういうお考えでしょうか。
松
松本龍#16
○国務大臣(松本龍君) 概要の概要だという御指摘もあろうかと思いますけれども、少なくとも概要を発表していただきました。まだ足りないという部分はあろうかと思いますけれども、事業再編計画ができて、それからそれを承認するかしないかという段取りがあって、株式譲渡あるいは持ち株会社等々様々ありますけれども、そこに至るまで私もちゃんとチェックをしてまいりたいというふうに思っております。
チッソ株式会社においても、関係者の意見を踏まえて事業再編計画の策定を進めていると思います。事業再編計画の認可に当たっては、こうしたチッソ株式会社との関係者から意見のやり取り状況も踏まえて、認可者である私が責任を持ってしっかり判断をしていきたいと思いますし、ある意味では、会社の守秘義務という、競合する会社との関係があって詳細にできない部分もあろうかと思いますけれども、その辺のところもしっかり私ども勘案をしていきながら努力をしていきたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →チッソ株式会社においても、関係者の意見を踏まえて事業再編計画の策定を進めていると思います。事業再編計画の認可に当たっては、こうしたチッソ株式会社との関係者から意見のやり取り状況も踏まえて、認可者である私が責任を持ってしっかり判断をしていきたいと思いますし、ある意味では、会社の守秘義務という、競合する会社との関係があって詳細にできない部分もあろうかと思いますけれども、その辺のところもしっかり私ども勘案をしていきながら努力をしていきたいというふうに思っております。
松
松野信夫#17
○松野信夫君 それで、先日の大臣所信の中で水俣条約のことも触れられておりまして、これはとてもよかったと思います。所信の中ではこう述べておられます。水俣病経験国として、国際的な水銀汚染の防止のため、水俣条約の実現を目指して国際的な議論をリードしますと、こういうふうに述べておられて、これはとてもよかったというふうに私も見ておりまして、是非、この水銀に関する様々な規制、これを日本がリードをしていく、そして何とか条約の締結にまでこぎ着けて、その条約の名称としては水俣というのを入れていただく。
私は、単に条約の名前に水俣というのが入ればいいというものではなくて、やっぱりその中身をしっかりと日本のこの経験踏まえたものにしていかなければいけないと。水銀の採掘から、使用から、排出から、また保管とか、こういうようないろんな段階においてやっぱりきちんと規制をしていくというようなこと、そして日本のこの水俣病の経験を世界にしっかり発信していくというような中身を、是非、条約の中身を大臣としてもお考えいただければなというふうに思うんですが。
これは二〇一三年に予定ということでありますので、まだまだちょっと時間があるので余り中身のことまで詰めるのはちょっと早過ぎるというふうに言われるかもしれませんが、是非やっぱり、名前が水俣という名称が入るだけではなくて、中身が大事だというふうに思いますが、その点は、大臣、いかがお考えでしょうか。
この発言だけを見る →私は、単に条約の名前に水俣というのが入ればいいというものではなくて、やっぱりその中身をしっかりと日本のこの経験踏まえたものにしていかなければいけないと。水銀の採掘から、使用から、排出から、また保管とか、こういうようないろんな段階においてやっぱりきちんと規制をしていくというようなこと、そして日本のこの水俣病の経験を世界にしっかり発信していくというような中身を、是非、条約の中身を大臣としてもお考えいただければなというふうに思うんですが。
これは二〇一三年に予定ということでありますので、まだまだちょっと時間があるので余り中身のことまで詰めるのはちょっと早過ぎるというふうに言われるかもしれませんが、是非やっぱり、名前が水俣という名称が入るだけではなくて、中身が大事だというふうに思いますが、その点は、大臣、いかがお考えでしょうか。
松
松本龍#18
○国務大臣(松本龍君) おっしゃるとおり、水俣というのはやっぱり片仮名でノーモア・ミナマタと言われるくらい、日本の公害問題の原点でありますし、恐らく世界でも水俣という名前は知られている。そのことをやっぱり発信をしていくということは日本にとっても大きな意味があるだろうというふうに思っております。
水銀条約に向けた国際交渉は、今年六月にスウェーデンのストックホルムで開催された政府間交渉委員会で議論が開始されました。今年の五月も犠牲者の慰霊式で鳩山総理が表明したとおり、我が国は水俣病経験国として条約づくりに積極的に貢献する方針であり、二〇一三年に予定されている外交会議を我が国に招致するなど、水俣条約の実現に向けて取り組んでまいりたいというふうに思っております。
これに先立つ来年一月には、第二回政府間交渉委員会を我が国がホストする予定になっております。これにより国際交渉に弾みを付けるとともに、水俣病の経験を踏まえて水銀の排出規制や使用削減を進めてきた我が国として、その技術や制度に関する知見を世界各国と共有することで条約づくりに貢献をしてまいりたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →水銀条約に向けた国際交渉は、今年六月にスウェーデンのストックホルムで開催された政府間交渉委員会で議論が開始されました。今年の五月も犠牲者の慰霊式で鳩山総理が表明したとおり、我が国は水俣病経験国として条約づくりに積極的に貢献する方針であり、二〇一三年に予定されている外交会議を我が国に招致するなど、水俣条約の実現に向けて取り組んでまいりたいというふうに思っております。
これに先立つ来年一月には、第二回政府間交渉委員会を我が国がホストする予定になっております。これにより国際交渉に弾みを付けるとともに、水俣病の経験を踏まえて水銀の排出規制や使用削減を進めてきた我が国として、その技術や制度に関する知見を世界各国と共有することで条約づくりに貢献をしてまいりたいというふうに思っております。
松
松野信夫#19
○松野信夫君 これは二〇一三年に予定をしているので、まあ大分先といえば先なんですが、是非精力的な取組をしていただいて、日本のこの経験、この水俣病をめぐる日本の経験、良かった点もあれば悪かった点、もうこれは洗いざらい是非明らかにして世界に発信をしていただきたいし、また、将来的には日本のこの水銀をコントロールする技術、水銀の使用とか排出を減らすような環境技術、これは日本としても優秀な技術持っていますので、こういう技術も世界に向けて生かしていく、こういうことも是非取組をお願いをして、私の質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
この発言だけを見る →ありがとうございました。
川
川口順子#20
○川口順子君 自民党の川口順子でございます。よろしくお願いをいたします。
大臣には、COP10の議長役の御大役、大変にお疲れさまでございます。それから、ここに大勢の、お忙しい中を政務官にいらしていただきましたけれども、それぞれCOP10、御関係おありと思います。お疲れさまでございます。
私は、環境委員会にかかわり合いを持つようになってから約十年ぐらいになりますけれども、環境委員会は多分ほかの委員会と多少違いがございまして、環境の重要性ということについては、党は異なってもみんなその認識を一にしているということだと思います。ただ、その時々、方法論あるいはアプローチについては意見が違うということがございまして、そういうことにつきましてはしっかりと厳しく議論をさせていただきたいと存じております。
環境委員会としては二十六日にCOP10の視察をすることになっておりますので、それを大変に楽しみにいたしております。ホスト国でございますので、この会議をまとめるという役割を大臣はお持ちでいらっしゃいます。大変に御苦労、御心労が多いことと思いますけれども、しかも環境大臣になられて時間が余りない段階でそういうことにおなりになりましたので大変でいらっしゃると思いますが、まず一問目の質問は、大臣としてこの会議をまとめていくために御努力なさっていることというのは何でございましょうか。
特に質問通告はしませんでしたけれども、いろいろお考えでいらっしゃると思いますので、そのお考えの一端をお聞かせいただければ幸いでございます。
この発言だけを見る →大臣には、COP10の議長役の御大役、大変にお疲れさまでございます。それから、ここに大勢の、お忙しい中を政務官にいらしていただきましたけれども、それぞれCOP10、御関係おありと思います。お疲れさまでございます。
私は、環境委員会にかかわり合いを持つようになってから約十年ぐらいになりますけれども、環境委員会は多分ほかの委員会と多少違いがございまして、環境の重要性ということについては、党は異なってもみんなその認識を一にしているということだと思います。ただ、その時々、方法論あるいはアプローチについては意見が違うということがございまして、そういうことにつきましてはしっかりと厳しく議論をさせていただきたいと存じております。
環境委員会としては二十六日にCOP10の視察をすることになっておりますので、それを大変に楽しみにいたしております。ホスト国でございますので、この会議をまとめるという役割を大臣はお持ちでいらっしゃいます。大変に御苦労、御心労が多いことと思いますけれども、しかも環境大臣になられて時間が余りない段階でそういうことにおなりになりましたので大変でいらっしゃると思いますが、まず一問目の質問は、大臣としてこの会議をまとめていくために御努力なさっていることというのは何でございましょうか。
特に質問通告はしませんでしたけれども、いろいろお考えでいらっしゃると思いますので、そのお考えの一端をお聞かせいただければ幸いでございます。
松
松本龍#21
○国務大臣(松本龍君) まず冒頭、十八日の参議院の決算委員会におきましては、COP10の開幕ということで欠席をいたしましたことを皆様におわびを申し上げたいというふうに思っております。
今先生から言われました与野党を問わずしっかりやらなければならない、しかしその手法あるいはアプローチに関しては様々提言をしていただく、あるいは様々苦言を呈していただくという話だと思いますけれども、私もしっかり任を全うしていきたいというふうに思っているところであります。
生物多様性条約第十回締約国会議、COP10が十八日から実質開催をされました。ポスト二〇一〇年目標やABS、遺伝資源へのアクセスや利益配分ということでありますけれども、また保護地域や海洋など個別議題がずっと議論が行われております。ポスト二〇一〇年目標については、EUが意欲的な目標を掲げる一方、その他の国からは達成可能な目標にする必要性などが言及されてまいりました。また、途上国を中心にポスト二〇一〇年目標とABS、あるいは採択や資金支援と併せてパッケージでやろうという意見もあります。
そういうもので大変難しい作業でありますけれども、ABSにつきましては非公式グループ、ICGといって、二つ作業部会がありますけれども、そのほかにICGをつくって、今週の金曜日まで議論を重ねていくということが連日未明まで行われているというふうに聞いております。
そういう意味では、ABSに関しては依然として幾つかの意見の相違があり、まだ予断を許さない状況でありますけれども、その他の議題としても保護地域や海洋沿岸の生物多様性等々もあります。この議題では、コンタクトグループ、解決できないところをしっかり小さなグループで解決しようということも今作業をされているところでありますから、そこをしっかり見守っていきたいというふうに思います。
幾つかの論点で各国の相違がありますけれども、人類の存立、あるいは地球に依存する人類の存立と言った方がいいかと思いますけれども、生物多様性のおかげで我々は生き、生かされているということをしっかり考えていけば、共通認識がそれぞれの国にあるんだということをベースに議長国としてまとめる作業を行っていきたいというふうに思っているところです。
付け加えて言いますならば、大臣に就任して三日目にCOP10の準備のためにニューヨークの国連総会ハイレベル協議で、会議でごあいさつをしました。
そういう意味では、何をそのときに私は感じたかというと、二〇〇二年から二〇一〇年目標、二〇一〇年までに生物多様性の損失速度を著しく減少させるということが達成できなかったという落胆といいますか、それぞれの国の皆さんがそういう、今度はポスト二〇一〇年しっかりやらなければならない、二〇二〇年に向かってしっかりやらなければならないという思いがニューヨークでも伝わってまいりましたし、開会式の日にもそれぞれ各国の皆さんもその思いを共有しておられました。絶対このことを腹に入れながら、COP10議長としての責務を全うしてまいりたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →今先生から言われました与野党を問わずしっかりやらなければならない、しかしその手法あるいはアプローチに関しては様々提言をしていただく、あるいは様々苦言を呈していただくという話だと思いますけれども、私もしっかり任を全うしていきたいというふうに思っているところであります。
生物多様性条約第十回締約国会議、COP10が十八日から実質開催をされました。ポスト二〇一〇年目標やABS、遺伝資源へのアクセスや利益配分ということでありますけれども、また保護地域や海洋など個別議題がずっと議論が行われております。ポスト二〇一〇年目標については、EUが意欲的な目標を掲げる一方、その他の国からは達成可能な目標にする必要性などが言及されてまいりました。また、途上国を中心にポスト二〇一〇年目標とABS、あるいは採択や資金支援と併せてパッケージでやろうという意見もあります。
そういうもので大変難しい作業でありますけれども、ABSにつきましては非公式グループ、ICGといって、二つ作業部会がありますけれども、そのほかにICGをつくって、今週の金曜日まで議論を重ねていくということが連日未明まで行われているというふうに聞いております。
そういう意味では、ABSに関しては依然として幾つかの意見の相違があり、まだ予断を許さない状況でありますけれども、その他の議題としても保護地域や海洋沿岸の生物多様性等々もあります。この議題では、コンタクトグループ、解決できないところをしっかり小さなグループで解決しようということも今作業をされているところでありますから、そこをしっかり見守っていきたいというふうに思います。
幾つかの論点で各国の相違がありますけれども、人類の存立、あるいは地球に依存する人類の存立と言った方がいいかと思いますけれども、生物多様性のおかげで我々は生き、生かされているということをしっかり考えていけば、共通認識がそれぞれの国にあるんだということをベースに議長国としてまとめる作業を行っていきたいというふうに思っているところです。
付け加えて言いますならば、大臣に就任して三日目にCOP10の準備のためにニューヨークの国連総会ハイレベル協議で、会議でごあいさつをしました。
そういう意味では、何をそのときに私は感じたかというと、二〇〇二年から二〇一〇年目標、二〇一〇年までに生物多様性の損失速度を著しく減少させるということが達成できなかったという落胆といいますか、それぞれの国の皆さんがそういう、今度はポスト二〇一〇年しっかりやらなければならない、二〇二〇年に向かってしっかりやらなければならないという思いがニューヨークでも伝わってまいりましたし、開会式の日にもそれぞれ各国の皆さんもその思いを共有しておられました。絶対このことを腹に入れながら、COP10議長としての責務を全うしてまいりたいというふうに思っております。
川
川口順子#22
○川口順子君 その先の質問のお答えも入れていただいたようでございますけれども、私がお伺いをしたかったのは、その会議の内容というよりは、むしろ大臣がまとめるために何を心掛けていらっしゃるか、お心構えの方でございましたが、次に行かせていただきます。
私が気にしていますのは、これは日本でやる会議でございますから結果良ければいいんですけれども、まだ始まったばかりなので、決してネガティブに考えているわけではありません。しかし、まとめるために、日本全体の姿が見えなければいけないところを、大臣が一生懸命やっていらっしゃることはよく分かるんですが、日本国政府全体として、特に総理のところも含めて一丸となって日本がこれに取り組んでいるという形が国内においてもあるいは外国においても見えていないんじゃないだろうかという気がいたしております。
COP15、温暖化の、昨年の十二月ですけれども、あの前にデンマークの総理大臣、環境大臣はもちろんですが、あちこち回られて、いろいろ仕掛けなどもなさって、いろいろ動いていらしたというのを、結果は良くありませんでしたが、それは全世界に一生懸命やったんだということは見えていたと思うんですね。
ですから、この問題、日本国内では生物多様性は地球温暖化ほどは余り皆さんの関心を引いていないんですけれども、大臣も触れていただいたように非常に重要なテーマでございますので、まだこれからその終局に向けて政府全体一丸となって、総理を中心としてと申し上げてもいいんですが、やっていただきたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →私が気にしていますのは、これは日本でやる会議でございますから結果良ければいいんですけれども、まだ始まったばかりなので、決してネガティブに考えているわけではありません。しかし、まとめるために、日本全体の姿が見えなければいけないところを、大臣が一生懸命やっていらっしゃることはよく分かるんですが、日本国政府全体として、特に総理のところも含めて一丸となって日本がこれに取り組んでいるという形が国内においてもあるいは外国においても見えていないんじゃないだろうかという気がいたしております。
COP15、温暖化の、昨年の十二月ですけれども、あの前にデンマークの総理大臣、環境大臣はもちろんですが、あちこち回られて、いろいろ仕掛けなどもなさって、いろいろ動いていらしたというのを、結果は良くありませんでしたが、それは全世界に一生懸命やったんだということは見えていたと思うんですね。
ですから、この問題、日本国内では生物多様性は地球温暖化ほどは余り皆さんの関心を引いていないんですけれども、大臣も触れていただいたように非常に重要なテーマでございますので、まだこれからその終局に向けて政府全体一丸となって、総理を中心としてと申し上げてもいいんですが、やっていただきたいというふうに思っております。
松
松本龍#23
○国務大臣(松本龍君) 大変重要な御指摘をいただいたというふうに思っております。
政府一体となってというのは十分理解をしておりますし、もう私は就任してから事あるごとに外国に行かれる閣僚には必ずCOP10の重要性をそれぞれの国に訴えていただきたい、あるいは総理にも報告をしましたし、また今日か明日も時間を取っていただいて経過を報告するということもいたしております。また、在外公館の方々もCOP10を知らないんじゃもう話にならないというふうに思って、それぞれ各国の在外公館の皆様にもちゃんとCOP10の重要性を伝えていただくようにということも閣僚懇談会で発言をいたしました。
時間が短かったという御指摘が本当に私としてもつらいわけでありますけれども、少なくとも、九月の二十日、ニューヨークに参りまして五回、様々なところでスピーチをさせていただき、十数回バイ会談といいますか二国間協議、あるいはEUとの協議等々も行ってまいりました。G77のイエメンの大使からもしっかり頑張ってくださいという励ましも受けましたし、この間の開会式でも同様の御発言をいただきました。できる限り様々努力をして成功に導いてまいりたいというふうに思っております。
議長としての心構えは、まあ予断を持たずにとにかく対立というか相違点をしっかりすり合わせてまとめていただきたいなという思いを各国に伝えていきながら、何としてもポスト二〇一〇年目標を、世界目標をつくり上げていくということが第一の目標としてこれからも取り組んでいきたい。
そのために様々、先ほど、コペンハーゲンのヘデゴーさんでしたかね、ヘデゴーさんともお会いをしました。自分は一生懸命COP15で頑張ってきたけれども、議長を辞められたわけですけれども、一生懸命努力された話も私も聞きましたし、そういう意味でヘデゴーさんからも同じように、川口先生から言われましたように、しっかりやってくださいという励ましも受けました。
そのことをしっかり私自身も肝に銘じて、二十九日までですけれども、恐らく最後の三日間はかなり厳しい状況になると思いますけれども、心して取り組んでまいります。
この発言だけを見る →政府一体となってというのは十分理解をしておりますし、もう私は就任してから事あるごとに外国に行かれる閣僚には必ずCOP10の重要性をそれぞれの国に訴えていただきたい、あるいは総理にも報告をしましたし、また今日か明日も時間を取っていただいて経過を報告するということもいたしております。また、在外公館の方々もCOP10を知らないんじゃもう話にならないというふうに思って、それぞれ各国の在外公館の皆様にもちゃんとCOP10の重要性を伝えていただくようにということも閣僚懇談会で発言をいたしました。
時間が短かったという御指摘が本当に私としてもつらいわけでありますけれども、少なくとも、九月の二十日、ニューヨークに参りまして五回、様々なところでスピーチをさせていただき、十数回バイ会談といいますか二国間協議、あるいはEUとの協議等々も行ってまいりました。G77のイエメンの大使からもしっかり頑張ってくださいという励ましも受けましたし、この間の開会式でも同様の御発言をいただきました。できる限り様々努力をして成功に導いてまいりたいというふうに思っております。
議長としての心構えは、まあ予断を持たずにとにかく対立というか相違点をしっかりすり合わせてまとめていただきたいなという思いを各国に伝えていきながら、何としてもポスト二〇一〇年目標を、世界目標をつくり上げていくということが第一の目標としてこれからも取り組んでいきたい。
そのために様々、先ほど、コペンハーゲンのヘデゴーさんでしたかね、ヘデゴーさんともお会いをしました。自分は一生懸命COP15で頑張ってきたけれども、議長を辞められたわけですけれども、一生懸命努力された話も私も聞きましたし、そういう意味でヘデゴーさんからも同じように、川口先生から言われましたように、しっかりやってくださいという励ましも受けました。
そのことをしっかり私自身も肝に銘じて、二十九日までですけれども、恐らく最後の三日間はかなり厳しい状況になると思いますけれども、心して取り組んでまいります。
川
川口順子#24
○川口順子君 大臣にはしっかりと御奮闘をいただきたいと、エールを送らせていただきます。
だんだんに与党の質問みたいになってきましたので、野党といたしましては、これは成果が出たときに日本政府としてどう取り組んだか、これはむしろ野党というよりは国際社会が判断をすると思いますので、またそれを見させていただきたいというふうに思っています。
具体的な問題に少し入りたいと思います。
ABS、遺伝資源へのアクセスと利益配分、先ほど大臣もお触れになられました。これは、我が国は遺伝資源の利用国で主としてございます。利用産業は、医薬品もございますし、化粧品もありますし、食品あるいはエネルギー、あるいは材料というのもございますし、多方面にわたっているわけでございます。
昨日、ネットで私は見たんですけれども、ABSのうちのチェックポイントについておおむねの合意が成立をほぼしたという報道がございましたけれども、これは大臣でも樋高政務官でもどちらでも結構でございますが、その事実についてどうかということと、それから、ABSについての主たる対立点が何かということをお話しいただきたいと思います。
この発言だけを見る →だんだんに与党の質問みたいになってきましたので、野党といたしましては、これは成果が出たときに日本政府としてどう取り組んだか、これはむしろ野党というよりは国際社会が判断をすると思いますので、またそれを見させていただきたいというふうに思っています。
具体的な問題に少し入りたいと思います。
ABS、遺伝資源へのアクセスと利益配分、先ほど大臣もお触れになられました。これは、我が国は遺伝資源の利用国で主としてございます。利用産業は、医薬品もございますし、化粧品もありますし、食品あるいはエネルギー、あるいは材料というのもございますし、多方面にわたっているわけでございます。
昨日、ネットで私は見たんですけれども、ABSのうちのチェックポイントについておおむねの合意が成立をほぼしたという報道がございましたけれども、これは大臣でも樋高政務官でもどちらでも結構でございますが、その事実についてどうかということと、それから、ABSについての主たる対立点が何かということをお話しいただきたいと思います。
松
松本龍#25
○国務大臣(松本龍君) 御指摘のとおり、生物多様性条約の三つの目的の一つがABSであります。
生物多様性の保全、また持続可能な利用、そして遺伝資源へのアクセス、それと利益配分という中で、このABSの問題につきましては、私は、相違はありますけれども、一つ、片方の利用する国は、言ってみれば利用することによって医薬品あるいは食品、種、あるいは様々なものができますから、人類の福利に貢献できる世界があって、もう一つ、提供する国には森林の伐採とか様々な問題があって、生物多様性を保全をしていかなければならない。
ですから、利益を配分することによってそちらもしっかりやっていこうという、この二つが重要なテーマでありますから、日本国は利用することが多いと思いますけれども、いずれの国も利用国になり提供国になり得るということを考えれば、ある程度の共通認識はできるというふうに思います。
先ほどのチェックポイントの話は、速報ではちょっと聞いておりませんので、しかも議長でありますから、まとまったとかまとまっていないとかいうことをまずこの場ではちょっとコメントができないというふうに思っております。
もう一方、遡及の問題とか、遡及適用、あるいはそれも発効してから一九九二年の条約の締結までさかのぼるのか、あるいはその前の植民地時代にさかのぼるのかという議論もありますし、また派生物、この派生物、例えばタミフルは八角からできておりますけれども、タミフルができてその派生物があって、そこまで利益の配分するのかという議題もありますし、今言われた特許とか開発のこととか様々あります。
また、伝統的知識、先住民が持っている伝統的な知識をどうしていくのかという途上国と先進国の対立があって、様々な対立点はあるというふうに思いますけれども、そこのところ、議長国としてはなかなかそれをまとめ、とにかく今作業部会がやっておりますので、まとめてくださいということを言い続けております。国際的な枠組みをつくるべく、議長として最大限様々な方法を取って努力をしていきたいというふうに思っております。
以上です。
この発言だけを見る →生物多様性の保全、また持続可能な利用、そして遺伝資源へのアクセス、それと利益配分という中で、このABSの問題につきましては、私は、相違はありますけれども、一つ、片方の利用する国は、言ってみれば利用することによって医薬品あるいは食品、種、あるいは様々なものができますから、人類の福利に貢献できる世界があって、もう一つ、提供する国には森林の伐採とか様々な問題があって、生物多様性を保全をしていかなければならない。
ですから、利益を配分することによってそちらもしっかりやっていこうという、この二つが重要なテーマでありますから、日本国は利用することが多いと思いますけれども、いずれの国も利用国になり提供国になり得るということを考えれば、ある程度の共通認識はできるというふうに思います。
先ほどのチェックポイントの話は、速報ではちょっと聞いておりませんので、しかも議長でありますから、まとまったとかまとまっていないとかいうことをまずこの場ではちょっとコメントができないというふうに思っております。
もう一方、遡及の問題とか、遡及適用、あるいはそれも発効してから一九九二年の条約の締結までさかのぼるのか、あるいはその前の植民地時代にさかのぼるのかという議論もありますし、また派生物、この派生物、例えばタミフルは八角からできておりますけれども、タミフルができてその派生物があって、そこまで利益の配分するのかという議題もありますし、今言われた特許とか開発のこととか様々あります。
また、伝統的知識、先住民が持っている伝統的な知識をどうしていくのかという途上国と先進国の対立があって、様々な対立点はあるというふうに思いますけれども、そこのところ、議長国としてはなかなかそれをまとめ、とにかく今作業部会がやっておりますので、まとめてくださいということを言い続けております。国際的な枠組みをつくるべく、議長として最大限様々な方法を取って努力をしていきたいというふうに思っております。
以上です。
川
川口順子#26
○川口順子君 もう少しまた細かくいきたいんですが、田嶋政務官に伺わせていただきます。
このチェックポイントとの関係で、出所の開示の問題ですけれども、私が理解しているところでは、途上国は例えば特許の出願の際にこの情報を原産国の出所開示等を義務付けるということを要求をしているという話を聞いております。
これはいろんな問題点があると思うんですね。例えば、提供国の国内法を日本国に義務付ける、その適用を日本国に義務付けるという大きな問題がありますし、また、特許庁がそういった情報が仮に開示されたときに判断をする権限あるいは能力があるかどうかということもございますし、仮に後で間違った情報を出所開示し、それで特許権が与えられたときに情報が間違っていたら、じゃ、特許権はどうなるのかという、その不安定性の問題もあるというふうに思うんですけれども。
したがって、私はこの出所開示、あるいは途上国が言っている自分の国の国内法がそれを使う国においてきちんと守られているかどうかということを日本国、一例として日本国でそれをチェックするというチェックポイントをつくるということについては極めて慎重であるべきだと私は思っております。
ということで、特許は経産省の御所管でございますけれども、特許庁、経産省として、この点についてはどういうお考えを持っているか教えていただきたいと思います。
この発言だけを見る →このチェックポイントとの関係で、出所の開示の問題ですけれども、私が理解しているところでは、途上国は例えば特許の出願の際にこの情報を原産国の出所開示等を義務付けるということを要求をしているという話を聞いております。
これはいろんな問題点があると思うんですね。例えば、提供国の国内法を日本国に義務付ける、その適用を日本国に義務付けるという大きな問題がありますし、また、特許庁がそういった情報が仮に開示されたときに判断をする権限あるいは能力があるかどうかということもございますし、仮に後で間違った情報を出所開示し、それで特許権が与えられたときに情報が間違っていたら、じゃ、特許権はどうなるのかという、その不安定性の問題もあるというふうに思うんですけれども。
したがって、私はこの出所開示、あるいは途上国が言っている自分の国の国内法がそれを使う国においてきちんと守られているかどうかということを日本国、一例として日本国でそれをチェックするというチェックポイントをつくるということについては極めて慎重であるべきだと私は思っております。
ということで、特許は経産省の御所管でございますけれども、特許庁、経産省として、この点についてはどういうお考えを持っているか教えていただきたいと思います。
田
田嶋要#27
○大臣政務官(田嶋要君) 経済産業大臣政務官の田嶋要でございます。
総論といたしまして、今おっしゃっていただきましたが、日本は主に利用者、利用国側ということでございますが、食品や医薬品や化学とか様々な分野でこういった生物資源あるいは遺伝資源ということが大変重要であるということはもう言うまでもございません。そして、今いろんなところで資源外交の重要性が言われておるわけでございますが、今回のこのABS、遺伝資源に関してもその一つであろうというふうに思っております。
そういう中で、この遺伝資源に関しましてはABSが、先ほど環境大臣からも予断許さない状況というふうに御答弁ございましたけれども、遺伝資源の適切な利用が促進をされることによって、結果として我が国の国益を守りながらも利用国と提供国の双方の利益につながるような実効性ある合意がなされるように頑張っていかなきゃいけないと。特に、政府一体という話、先ほどございましたので、一体としての交渉に経済産業省としてもしっかりと取り組んでいきたいというふうに考えてございます。
そして、論点になってございますABSのチェックポイントでございますけれども、御指摘のとおり、途上国は過去に入手した遺伝資源を利益配分の対象とすることや、遺伝資源が合法的に入手されたかの確認を利用国政府の義務とすることなどを主張してございます。日本の場合には利用国という面が中心でございますので、企業への影響等を踏まえると、EUなど先進国と同様に、この件に関しましては、我が国としては容易に妥協できない論点があるということを私どもは考えてございます。
以上です。
この発言だけを見る →総論といたしまして、今おっしゃっていただきましたが、日本は主に利用者、利用国側ということでございますが、食品や医薬品や化学とか様々な分野でこういった生物資源あるいは遺伝資源ということが大変重要であるということはもう言うまでもございません。そして、今いろんなところで資源外交の重要性が言われておるわけでございますが、今回のこのABS、遺伝資源に関してもその一つであろうというふうに思っております。
そういう中で、この遺伝資源に関しましてはABSが、先ほど環境大臣からも予断許さない状況というふうに御答弁ございましたけれども、遺伝資源の適切な利用が促進をされることによって、結果として我が国の国益を守りながらも利用国と提供国の双方の利益につながるような実効性ある合意がなされるように頑張っていかなきゃいけないと。特に、政府一体という話、先ほどございましたので、一体としての交渉に経済産業省としてもしっかりと取り組んでいきたいというふうに考えてございます。
そして、論点になってございますABSのチェックポイントでございますけれども、御指摘のとおり、途上国は過去に入手した遺伝資源を利益配分の対象とすることや、遺伝資源が合法的に入手されたかの確認を利用国政府の義務とすることなどを主張してございます。日本の場合には利用国という面が中心でございますので、企業への影響等を踏まえると、EUなど先進国と同様に、この件に関しましては、我が国としては容易に妥協できない論点があるということを私どもは考えてございます。
以上です。
川
川口順子#28
○川口順子君 まとめなければいけない立場に日本があるとしても、この点については私は譲るべきではないと思っておりますので、しっかりとその点を踏まえて交渉を進めていただきたいと思います。
昨日の新聞に、二十日の読売新聞ですけれども、この生物遺伝資源による利益配分の問題について、企業が非常に苦労しているという記事が出ておりました。利益配分に関する明確な基準もないし、生物遺伝資源の定義自体もはっきりしていない、あるいは提供国の国内法というのがこの点についてどうなっているかよく分からないということが出ておりました。
松木政務官に来ていただいておりますが、農業あるいは食品加工業というのもこれに非常に大きな影響を受けることになります。ということで、この点についてどのように農水省としてはお考えか、御意見を伺いたいと思います。
この発言だけを見る →昨日の新聞に、二十日の読売新聞ですけれども、この生物遺伝資源による利益配分の問題について、企業が非常に苦労しているという記事が出ておりました。利益配分に関する明確な基準もないし、生物遺伝資源の定義自体もはっきりしていない、あるいは提供国の国内法というのがこの点についてどうなっているかよく分からないということが出ておりました。
松木政務官に来ていただいておりますが、農業あるいは食品加工業というのもこれに非常に大きな影響を受けることになります。ということで、この点についてどのように農水省としてはお考えか、御意見を伺いたいと思います。
松
松木けんこう#29
○大臣政務官(松木けんこう君) 私の方にいただいていたのとちょっと違うことを、もちろんしっかり農水省としましても研究をして、いい結果を出せるように頑張っていきたいというふうに思います。
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