松本龍の発言 (環境委員会)
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○国務大臣(松本龍君) まず冒頭、十八日の参議院の決算委員会におきましては、COP10の開幕ということで欠席をいたしましたことを皆様におわびを申し上げたいというふうに思っております。
今先生から言われました与野党を問わずしっかりやらなければならない、しかしその手法あるいはアプローチに関しては様々提言をしていただく、あるいは様々苦言を呈していただくという話だと思いますけれども、私もしっかり任を全うしていきたいというふうに思っているところであります。
生物多様性条約第十回締約国会議、COP10が十八日から実質開催をされました。ポスト二〇一〇年目標やABS、遺伝資源へのアクセスや利益配分ということでありますけれども、また保護地域や海洋など個別議題がずっと議論が行われております。ポスト二〇一〇年目標については、EUが意欲的な目標を掲げる一方、その他の国からは達成可能な目標にする必要性などが言及されてまいりました。また、途上国を中心にポスト二〇一〇年目標とABS、あるいは採択や資金支援と併せてパッケージでやろうという意見もあります。
そういうもので大変難しい作業でありますけれども、ABSにつきましては非公式グループ、ICGといって、二つ作業部会がありますけれども、そのほかにICGをつくって、今週の金曜日まで議論を重ねていくということが連日未明まで行われているというふうに聞いております。
そういう意味では、ABSに関しては依然として幾つかの意見の相違があり、まだ予断を許さない状況でありますけれども、その他の議題としても保護地域や海洋沿岸の生物多様性等々もあります。この議題では、コンタクトグループ、解決できないところをしっかり小さなグループで解決しようということも今作業をされているところでありますから、そこをしっかり見守っていきたいというふうに思います。
幾つかの論点で各国の相違がありますけれども、人類の存立、あるいは地球に依存する人類の存立と言った方がいいかと思いますけれども、生物多様性のおかげで我々は生き、生かされているということをしっかり考えていけば、共通認識がそれぞれの国にあるんだということをベースに議長国としてまとめる作業を行っていきたいというふうに思っているところです。
付け加えて言いますならば、大臣に就任して三日目にCOP10の準備のためにニューヨークの国連総会ハイレベル協議で、会議でごあいさつをしました。
そういう意味では、何をそのときに私は感じたかというと、二〇〇二年から二〇一〇年目標、二〇一〇年までに生物多様性の損失速度を著しく減少させるということが達成できなかったという落胆といいますか、それぞれの国の皆さんがそういう、今度はポスト二〇一〇年しっかりやらなければならない、二〇二〇年に向かってしっかりやらなければならないという思いがニューヨークでも伝わってまいりましたし、開会式の日にもそれぞれ各国の皆さんもその思いを共有しておられました。絶対このことを腹に入れながら、COP10議長としての責務を全うしてまいりたいというふうに思っております。