松本龍の発言 (環境委員会)
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○国務大臣(松本龍君) 今お話を聞いていて、大変時代が変わってきたなというふうに思います。
私、実は二十年前の二月に初当選したんですけれども、みんなと認識をずっとしてきたのは、それまでの法律というのは、リゾート法でもそうですし、一九八〇年代から始まったグリーンピア、旧年金福祉事業団の事業でありますけれども、これも八八年までに十三か所できて、今もう見る影もないというか、そういう状況になっています。
つまりあのころの、二十年前の法律というのは、リゾートを造るために、スキー場を造るために木を切ったら補助しますよという話でした。そういう意味では、あのころ私が国会に上がってすぐびっくりしたのは、木を切ったら税制措置で優遇されるのに、木を植えた人には何も優遇措置のある法律がほとんどなかった。
ですから、そういう意味では八〇年代から九〇年代等々、グリーンピアもそうですし、リゾート法もそうです。あのリゾート法でできた建物や施設は外資にもう安くたたかれて売却したり、いろんな意味で日本の国益が損なわれたという面もありますし、それぞれ国民のお金がそういうふうに無駄になったというふうに思いました。
ですから、木を植える人に今度は様々税制、あるいは様々な措置をしていこうという意味では、自然再生推進法は、私、七年前にたまたま環境委員長のときに委員長提案でさせていただきましたけれども、そういうふうに環境というものにやっぱりしっかり取り組んでいかなければならないという思いが、経済がこういう状況になった、山も荒れてきた、そして里山も人の手が入らなくなって荒廃してきた、そういうことでやっぱりこういう法律ができたわけですから、それぞれ、今財政的な支援というふうに言われましたけれども、ここにもう官僚が書いたペーパーがありますけれども、保全活動の情報収集のホームページ等を通じた発信、手引書の準備、地域生物多様性保全活動の支援事業等いろいろありますけれども、もう微々たるものです。
計画の策定とか同計画に基づく活動の実施とか、これまで同様にしっかり取り組んでいきたいと書かれておりますけれども、本当にやっぱりこれらのことを厚くしていく、増やしていく作業がこれから私は必要なんだなと。まだ環境省も庁から省への、川口前大臣のときに庁から省になったと思いますけれども、そういうやっぱり堂々とこれから私たちも予算要求もしていきますし、財政的な問題も多々ありますけれども。
時代が変わったと、もう木を切るのはなるだけやめましょう、そして木を植えることに、そして自然を保護することに、生物多様性を守ることに、メダカやキキョウも今絶滅危惧種でありますけれども、そういったものをしっかり子供たちに残していく作業をしていくためにこの法律はある意味ではあると思いますので、参議院の環境委員会の委員各位にもこのことをしっかりお願いをしたいと思います。よろしくどうぞお願いします。