鹿野道彦の発言 (本会議)
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○国務大臣(鹿野道彦君) 郡司議員の御質問にお答えいたします。
まず、環太平洋パートナーシップ協定についてのお尋ねでございますが、アジア太平洋諸国と成長、繁栄を共有するということにつきましては、その環境整備に向けて、その架け橋としてEPAやあるいは、このEPAというのは経済連携協定でございますけれども、大変重要なことであります。その一環として、環太平洋パートナーシップ協定、いわゆるTPP交渉などへの参加を検討して、そしてアジア太平洋自由貿易圏、いわゆるFTAAPの構築を目指すことといたしております。
このことにつきましてはEPA関係閣僚打合せ等において議論をいたしてきたところでございますが、農林水産業への影響や交渉の状況等を踏まえ、国益に照らして検討することが必要でございます。
これまでもEPAについては農林水産省としても積極的に対応いたしてきておりまして、十一の国・地域との間でEPAを締結したほか、九月には日本とインドのEPAについて大筋合意したところでございます。
今後ともEPAに積極的に取り組んでいく方針でございますが、この場合、我が国の農業を再生、振興し、食料自給率を向上させていくという課題と両立させなければならないというふうに考えておるところでございます。
次に、農地・農業水利に関する開発途上国への技術移転についてのお尋ねでございますが、これまで、国内のかんがい施設等の整備を通じまして蓄積してまいりました技術を持った専門家の派遣や開発途上国の砂漠化防止、かんがい排水施設の整備及び維持管理への支援などを通じて、開発途上国の農業発展や農村の飢餓、貧困の削減に貢献してきたところでございます。
今年度から小水力発電や集落排水など我が国が強みを持つ技術をパッケージで海外に展開する取組を開始したところでありまして、外務省と連携しつつ、官民挙げて農地・農業水利に関する海外展開を一層強化してまいります。
以上でございます。(拍手)