菅直人の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(菅直人君) 私が卒業するころは割と景気がいいというか、理系に対する募集もたくさんありました。
 ただ、私はちょっと自分で、多少変わった道というと変ですが、考えまして、弁理士という仕事に就きたいと思って、弁理士会に電話を掛けてだれかを紹介してくれと言って、一般的な大学の募集とは別のルートで、まあ結果的にある事務所に紹介を受けて入ることになるわけですが、それも卒業が遅れたりして一年間また待ってもらったなんという、そんないろんなことがありまして、余り一般的な就職活動ではなかったかもしれません。
 ただ、最近本当にいろいろ若い方の話を聞いていると、四年生になるというよりは三年生のかなり早い段階からもう就職活動を、少なくともそちらに神経が相当行っているということを聞きますし、また逆に言えば、新卒者の現在の就職決定状況、大変厳しい中にありまして、そういう点では二つの点で問題があると思います。
 一つは、余りにも早い就職活動の開始が、ある意味で勉強にしろ学生生活にしろ、しっかりしたそういうものが十分できないということが一つと、もう一つは、言うまでもありませんが、新卒者が就職できないというのは、社会に出た途端から何か居場所がなくなってしまうということで、ここは何とかしなければいけないということで今全力を挙げております。例えば、ジョブサポーターという形で学校に行って、いろんなところのミスマッチといいましょうか、特に中小企業などの募集をお伝えする。あるいは逆に、今度は企業の側にはトライアル雇用という形でいろんな人を雇ってもらって、その間はかなり財政的にも支援すると、それでその中からいい人はそのまま残ってもらうと。
 そんなことを含めて、本当にこの就職活動の面で今年最も力を入れなければならないことの一つだと、こう考えております。

発言情報

speech_id: 117615261X00720101119_017

発言者: 菅直人

speaker_id: 33543

日付: 2010-11-19

院: 参議院

会議名: 予算委員会