首藤信彦の発言 (外務委員会)
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○首藤委員 松本大臣、就任間もないからしようがないのかもしれませんけれども、それは外務官僚の発言であって、大臣の発言ではないですよ。こういうときには、大きく、本当にどういう方向性を持って進むのかをやはり明確に示していただきたい。各国がどのように、無料で出してくれるとかいうのは、それはわかっております、説明も受けております。しかし、外務省としてどういう方向性を持って広報に取り組むか、その決意をぜひお伝え願いたいんですよ。
それは、やり方は幾らでもあります。これを機会に、各国の商工会議所とか日本の在外のさまざまな会議所とかいろいろありますね、そういうところを、例えばマッチングファンドにするとか、いろいろな手段があると思うんですよ。ですから、それは現場でどんどん取り組んでいただきたい。
しかし、松本大臣、やはり大臣として、いろいろ日本の状況は苦しいけれども、このときこそ外交で頑張る、この瞬間に日本の外交の質が劣化していくのではなくて、この瞬間にむしろ外交の質を高めていく、そういう意欲を持って取り組んでいただきたいと思うんですよ。
その一つの手段が、やはり特使の派遣だと思うんですよ。もう百三十四カ国あるんですけれども、その国のすべてとは申しませんけれども、そのかなりにさまざまなチャネルを通して特使を送っていただきたいと思います。それは、外交官でなくても、それから政務三役でなくても、それから国会議員でなくても、国会議員であってもいいと思いますけれども、国会議員でなくても、その国と非常に、だれでも知っている民間人もたくさんおります。ですから、そういうような形で、また、自費で行ってもいいという人も中にはいるかもしれません。さまざまな形で現地社会にどんなに感謝しているかというのを話してもらう。
それを、たった一枚のA4サイズの広告ではなくて、その人がいろいろなメディアに出ていろいろな話をしてもらったり、日本の被災している人たちの、でも頑張っている人たちの写真を見せたり、あるいは、小学校へ行って日本の小学生も頑張っていますよみたいな話をする。それが物すごい外交効果を生むわけですから、外務大臣、ぜひ特使をこの機会に大々的に派遣するということも考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。