松本剛明の発言 (外務委員会)
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○松本(剛)国務大臣 御指摘のとおり、けさの閣議で第一次補正予算の概算ということが決定をいたしました。この中で、ODA関連予算の削減額は五百一億円でございます。外務省所管分が二百七十六億円、二百二十五億円が財務省所管のJICA有償資金協力部門出資金という構成になっております。
今回のODA関連の予算の削減に当たっては、二国間援助が各国との関係に与える影響に最大限配慮をしたい、こういうふうに考えて行ってまいりました。また、いわばODAの現場への影響というのも極力避けたいという思いもございました。同時に、これまでの我が国の信頼に直結をする我が国の国際的なコミットメントへの影響というのも極力避けたい、こういう考え方で行ってまいりまして、今回は、JICAの有償資金協力というのも、外務省ももちろん深くかかわってくる案件でありますが、これも出資金であります。また、二百七十六億円の外務省の所管予算分も、基金などの拠出金を中心に削減を、今検討を行っているところでございます。
その趣旨は、いずれも出資金、拠出金といったいわば現場とはワンクッションある性格のお金でありまして、当然、基金なり有償資金協力部門のいわば資金繰りにかかわってくることでありますけれども、その辺はよく見ながら、ワンクッションあるところで削減をするところで今回の東日本大震災の対応を進めていきたい、このように考えております。また、あわせて、国際的なコミットメントについては引き続き誠実に実行していく、そういう決意で臨んでまいりたい、このように思っております。
今回、ODA予算、昨年度、昨年中に今年度予算ということでいろいろ御検討いただいた上で戦略的に組んでいただいた本予算であるだけに、私どもも、わずかでも削減をすること自身には率直に申し上げて大変残念な思いがあるわけでありますが、未曾有の大震災の発災ということで、ぎりぎりの決断として、繰り返しになりますけれども、現場からはワンクッションある範囲で何とかとどめる、そして、国際的なコミットについては誠実に実行していくということを国際社会にもしっかり伝えるようにメッセージを出していきたい、このように考えております。