小野寺五典の発言 (外務委員会)
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○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。
きょうは、中野大臣、御出席いただきまして、大変ありがとうございます。また、松本大臣、このたびはASEAN外相会談、大変御苦労さまでございました。
まず冒頭、松本大臣にお伺いいたしますが、今回、ASEAN外相会談の議事録等を見ますと、特に北朝鮮問題について、日米韓の三カ国協議をしっかりされているということで、今回は北朝鮮問題に対しての解決、その内容について、例えば六者会合が再開されるためには、北朝鮮と韓国との関係を改善するため真摯で建設的な南北対話を重視するということを今回も強調されまして、また、同様のコミットメントをそれぞれ出しているということだと思っております。
実は、この北朝鮮関係の問題につきましては、従前から、南北対話を重視する姿勢が大変重要だということを、私ども、外交の専門家として感じております。
例えば、前原前大臣でありますが、一度、日朝協議再開ということを発言したことがございました。ちょうど辞任する直前だったと思います。その際、実は、米国政府はこの前原外務大臣の発言に対して、発言の真意がはっきりしないというようなお話をされる。あるいは、韓国も前原大臣に対して直接、日朝交渉よりも南北対話が優先される。実は、今まで私ども、外交の姿勢、この対北朝鮮問題というのは、まず南北がある、そして六カ国協議で協議をしていく、こういう基本姿勢をずっと貫いてまいりました。
ところが、これは一部報道でも出ておりますが、中井元拉致担当大臣が宋日昊北朝鮮の高官と極秘に会談をした、このような情報が報道として流れております。ちょうど同時期、松本大臣がバリでASEANの外相会談そしてまた日米韓の外相会談を行い、対北朝鮮対策を明確にしている中で、実は同時期に別なところで別なことが行われていたのではないか、このようなことが一部報道されています。
そして、この問題に対して岡田幹事長も、この内容についてもし外務大臣、首相が知らなければ、これは二元外交である、大問題であるということをお話しされました。
まず松本大臣にお伺いしたいのですが、この対北朝鮮外交、日朝関係の問題、そして今回、こういう二元外交ということでもし中井元大臣の行動がとられた場合には大変な大問題になると与党の幹事長すら言っている内容についてどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。