外務委員会

2011-07-27 衆議院 全300発言

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会議録情報#0
平成二十三年七月二十七日(水曜日)
    午前十時二分開議
 出席委員
   委員長 小平 忠正君
   理事 大泉ひろこ君 理事 吉良 州司君
   理事 首藤 信彦君 理事 長島 昭久君
   理事 西村智奈美君 理事 秋葉 賢也君
   理事 小野寺五典君 理事 赤松 正雄君
      相原 史乃君    浅野 貴博君
      磯谷香代子君    勝又恒一郎君
      川村秀三郎君    阪口 直人君
      道休誠一郎君    中津川博郷君
      中野  譲君    中林美恵子君
      萩原  仁君    浜本  宏君
      早川久美子君    伴野  豊君
      山尾志桜里君    山花 郁夫君
      金田 勝年君    河井 克行君
      高村 正彦君    松野 博一君
      赤嶺 政賢君    笠井  亮君
      服部 良一君
    …………………………………
   外務大臣         松本 剛明君
   国務大臣
   (国家公安委員会委員長)
   (拉致問題担当)     中野 寛成君
   法務副大臣        小川 敏夫君
   外務副大臣        伴野  豊君
   防衛副大臣        小川 勝也君
   外務大臣政務官      山花 郁夫君
   政府参考人
   (内閣官房拉致問題対策本部事務局内閣審議官)   木村 茂樹君
   政府参考人
   (資源エネルギー庁電力・ガス事業部長)      横尾 英博君
   政府参考人
   (防衛省防衛政策局長)  高見澤將林君
   外務委員会専門員     細矢 隆義君
    —————————————
委員の異動
七月六日
 辞任         補欠選任
  山口  壯君     中林美恵子君
同月二十七日
 辞任         補欠選任
  菊田真紀子君     川村秀三郎君
  中林美恵子君     磯谷香代子君
  早川久美子君     相原 史乃君
  笠井  亮君     赤嶺 政賢君
同日
 辞任         補欠選任
  相原 史乃君     早川久美子君
  磯谷香代子君     中林美恵子君
  川村秀三郎君     菊田真紀子君
  赤嶺 政賢君     笠井  亮君
同日
 理事山口壯君同月六日委員辞任につき、その補欠として大泉ひろこ君が理事に当選した。
    —————————————
七月二十六日
 東南アジアにおける友好協力条約を改正する第三議定書の締結について承認を求めるの件(条約第一一号)
 千九百九十四年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第三十八表(日本国の譲許表)の修正及び訂正に関する二千九年六月十五日に作成された確認書の締結について承認を求めるの件(条約第一二号)
 理事会の改革に関する国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件(条約第一三号)
六月十五日
 中国及び中国周辺地域における人権弾圧問題等の解決に向けて、日本国政府からの働きかけを強化することに関する請願(城内実君紹介)(第一四六一号)
同月十六日
 核兵器のない世界の実現に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第一五七四号)
 女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求めることに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第一五七五号)
 同(笠井亮君紹介)(第一五七六号)
 同(穀田恵二君紹介)(第一五七七号)
 同(佐々木憲昭君紹介)(第一五七八号)
 同(志位和夫君紹介)(第一五七九号)
 同(塩川鉄也君紹介)(第一五八〇号)
 同(高橋千鶴子君紹介)(第一五八一号)
 同(宮本岳志君紹介)(第一五八二号)
 同(吉井英勝君紹介)(第一五八三号)
 同(高橋千鶴子君紹介)(第一八四一号)
 普天間基地の無条件返還を求めることに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第一五八四号)
 核兵器禁止条約の早期締結に関する請願(河井克行君紹介)(第一九七〇号)
 同(岸田文雄君紹介)(第一九七一号)
 同(斉藤鉄夫君紹介)(第一九七二号)
 同(中川秀直君紹介)(第一九七三号)
は本委員会に付託された。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 理事の補欠選任
 政府参考人出頭要求に関する件
 東南アジアにおける友好協力条約を改正する第三議定書の締結について承認を求めるの件(条約第一一号)
 千九百九十四年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第三十八表(日本国の譲許表)の修正及び訂正に関する二千九年六月十五日に作成された確認書の締結について承認を求めるの件(条約第一二号)
 理事会の改革に関する国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件(条約第一三号)
 国際情勢に関する件
     ————◇—————
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小平忠正#1
○小平委員長 これより会議を開きます。
 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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小平忠正#2
○小平委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 それでは、理事に大泉ひろこ君を指名いたします。
     ————◇—————
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小平忠正#3
○小平委員長 次に、国際情勢に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房拉致問題対策本部事務局内閣審議官木村茂樹君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長横尾英博君、防衛省防衛政策局長高見澤將林君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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小平忠正#4
○小平委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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小平忠正#5
○小平委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小野寺五典君。
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小野寺五典#6
○小野寺委員 自由民主党の小野寺五典です。
 きょうは、中野大臣、御出席いただきまして、大変ありがとうございます。また、松本大臣、このたびはASEAN外相会談、大変御苦労さまでございました。
 まず冒頭、松本大臣にお伺いいたしますが、今回、ASEAN外相会談の議事録等を見ますと、特に北朝鮮問題について、日米韓の三カ国協議をしっかりされているということで、今回は北朝鮮問題に対しての解決、その内容について、例えば六者会合が再開されるためには、北朝鮮と韓国との関係を改善するため真摯で建設的な南北対話を重視するということを今回も強調されまして、また、同様のコミットメントをそれぞれ出しているということだと思っております。
 実は、この北朝鮮関係の問題につきましては、従前から、南北対話を重視する姿勢が大変重要だということを、私ども、外交の専門家として感じております。
 例えば、前原前大臣でありますが、一度、日朝協議再開ということを発言したことがございました。ちょうど辞任する直前だったと思います。その際、実は、米国政府はこの前原外務大臣の発言に対して、発言の真意がはっきりしないというようなお話をされる。あるいは、韓国も前原大臣に対して直接、日朝交渉よりも南北対話が優先される。実は、今まで私ども、外交の姿勢、この対北朝鮮問題というのは、まず南北がある、そして六カ国協議で協議をしていく、こういう基本姿勢をずっと貫いてまいりました。
 ところが、これは一部報道でも出ておりますが、中井元拉致担当大臣が宋日昊北朝鮮の高官と極秘に会談をした、このような情報が報道として流れております。ちょうど同時期、松本大臣がバリでASEANの外相会談そしてまた日米韓の外相会談を行い、対北朝鮮対策を明確にしている中で、実は同時期に別なところで別なことが行われていたのではないか、このようなことが一部報道されています。
 そして、この問題に対して岡田幹事長も、この内容についてもし外務大臣、首相が知らなければ、これは二元外交である、大問題であるということをお話しされました。
 まず松本大臣にお伺いしたいのですが、この対北朝鮮外交、日朝関係の問題、そして今回、こういう二元外交ということでもし中井元大臣の行動がとられた場合には大変な大問題になると与党の幹事長すら言っている内容についてどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。
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松本剛明#7
○松本国務大臣 中井前担当大臣は、そのような協議はなかったとお答えになっておられると承知をしております。
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小野寺五典#8
○小野寺委員 それでは、外務省としては、南北対話、そしてまた六カ国協議優先という日朝関係の基本姿勢は今も変わらないと考えてよろしいんでしょうか。
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松本剛明#9
○松本国務大臣 先ほど、前原大臣のときのお話もございました。当時私も副大臣でございましたが、まさに報道などによって日朝協議というのが伝えられましたが、私自身もこの場においても、日朝の対話の扉は開かれているということを申し上げてまいりました。
 他方で、まさに今小野寺理事おっしゃったように、まず南北ということの基本姿勢は変わっておりませんし、それは前原大臣も、私が承知をする限り、一貫して変わっていなかったものと思っております。
 その意味では、前原大臣から米韓に対しても、そこは変わったものではないということをお伝えして、そこはしっかり御理解もいただいていると思いますし、また、今回の日米韓においても、三者においてその点は確認をされてコミットメントされているというふうに理解しております。
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小野寺五典#10
○小野寺委員 松本大臣は今、中井元拉致担当大臣が北朝鮮の高官と極秘裏に会談をしたということについては、これは中井前大臣が否定をしているということで、そのような事実はないと認識しているということでよろしいんでしょうか。
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松本剛明#11
○松本国務大臣 報道については私も承知をしておりますが、尊敬する先輩である御本人がそのようにおっしゃっておられるわけでありますから、そのように私も認識をすべきだと考えております。
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小野寺五典#12
○小野寺委員 この問題について、例えば外務省の北朝鮮担当の方あるいは韓国関係の方、こういう方から事実があるかどうかということの、裏取りというのは変ですが、事実確認については指示を出されましたか。
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松本剛明#13
○松本国務大臣 裏取りという御趣旨がよくわかりませんけれども、国会議員として必要な手続、海外へ出るに当たって必要な手続はとられた上で個人の立場で中国へ行かれたものと理解をしておりますし、またそのようにおっしゃっておられるというふうに理解をしておりますので、それ以上でもそれ以下でもないというふうに思っております。
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小野寺五典#14
○小野寺委員 きょうは中野大臣においでいただいております。国家公安委員長でいらっしゃいますが、同時に拉致対策の担当大臣でもいらっしゃいます。
 それでは、改めて中野大臣にお伺いをいたします。
 今回、中井前大臣がこのように中国・長春において北朝鮮の高官と極秘裏に会ったという報道、これについては内容を御存じか、そしてその事実についてどのようにお考えか、教えてください。
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小平忠正#15
○小平委員長 中野拉致問題担当大臣。(中野国務大臣「拉致問題担当大臣として呼ばれたんでしょうか。どちらでしょうか。それを明確にしていただかないと」と呼ぶ)両方ありますので、中野国家公安委員会委員長。ヤジ
 ちょっと速記をとめて。
    〔速記中止〕
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小平忠正#16
○小平委員長 速記を起こしてください。
 中野国家公安委員会委員長に発言を求めますが、同時に中野国家公安委員長は拉致問題担当大臣もあわせて受け持っておりますので、それも含めて答弁をお願いいたします。
 中野国家公安委員長。
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中野寛成#17
○中野国務大臣 きょうお呼びいただきましたのは、国家公安委員長としてということでお呼びいただきましたので出てまいりましたが、理事会においていろいろ協議がなされたんだろうというふうに思います。
 ただ、国家公安委員長という立場になりますと、これは国家公安委員会としての立場がありますし、所管がありますので、この問題につきましては、いわゆる所管外ということで、国家公安委員長としてはお答えしがたい。というのは、そういう材料を持っているわけではない、こういうことになります。この辺につきましては、どうぞ委員長なり理事の方で御相談、御協議をいただければと思います。
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小野寺五典#18
○小野寺委員 先ほど、実は、事務方の方に拉致担当大臣ということできょうは登録してほしいというお話をしましたので、ちょっと今のお話は。
 委員長、私、それ以前に、両方の大臣を兼ねていて、そして片方の大臣として呼ばれていないから片方のことについては答弁できないというのは、これは答弁したくないからわざわざそういうことを詭弁として使われているんじゃないかと思います。
 もう一度お伺いいたします。
 それでは拉致担当大臣としてお伺いいたしますが、今回の中井前大臣についてのこのような北朝鮮高官との接触について、その情報について接しているか、そして事実を確認されたか、改めてお伺いいたします。
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小平忠正#19
○小平委員長 中野大臣、ちょっと待ってください。
 この席は国家公安委員会委員長としての出席を要請しておりますけれども、申し上げたように、拉致問題担当大臣をあわせ持っていますので、それも含めて御答弁願います。よろしいですね。
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中野寛成#20
○中野国務大臣 それでは、改めてお答えをいたします。
 小野寺先生、ちょっと御心配のようですが、別に他意は全くありませんで、これは国会内のルールの話を申し上げましたので、そこはどうぞお許しをいただきたいと思います。
 それでは、今改めまして委員長から拉致問題担当大臣ということも兼ねてという御指名でございますので、お答えをしたいと思います。
 私ども、今回の中井元大臣の件につきましては、我々対策本部事務局としては全く関知をしておりません。
 また、しかしながら、あのような報道がなされましたので、旧知の間柄でももちろんありますので、中井元大臣に直接電話で確認をいたしました。御本人は中国の長春のお生まれでございますし、お父様がたしか満州電電にお勤めだったかと昔から聞いております。一回おれは帰りたいんだというふうに、長年の同志でありますので、言っておったこともよく承知をいたしておりますが、本人に確認をいたしましたところ、いつも言っているではないか、あくまでもセンチメンタルジャーニーであると。これは御本人のおっしゃった言葉そのままを申し上げますと、あくまでもセンチメンタルジャーニーであるというふうに申しておられました。
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小野寺五典#21
○小野寺委員 センチメンタルジャーニーはジャーニーで結構なんですが、その際、北朝鮮の高官と接触をしたかということについては確認をされましたでしょうか。
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中野寛成#22
○中野国務大臣 そのようなことにつきましては、ない、あくまでもセンチメンタルジャーニーのために行ったということでございました。
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小野寺五典#23
○小野寺委員 大臣からも、前大臣がこのような北朝鮮の高官と接したことがないというお話がございましたし、また、冒頭、全く関知していない、関与していないというお話がございました。
 さて、お伺いいたしますが、中井前大臣と拉致事務局の、ですから中野大臣の部下が、今回一緒に長春に行っていらしたという事実はございますでしょうか。
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中野寛成#24
○中野国務大臣 機構のことからいいますと、事務局職員につきまして、例えば休暇であるとか旅行であるとか、それらについて決裁をする立場に実は私はなっておりません。よって、そのことにつきましては掌握をいたしておりませんでした。
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小野寺五典#25
○小野寺委員 今、掌握をいたしておりませんでしたというお話をされましたが、一部報道で、同行したということが報じられております。現在は、同行したかどうかを確認されたでしょうか。
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中野寛成#26
○中野国務大臣 事務局の方に調査をするようにということは言っております。その事務方の方から御確認をいただければと思います。
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小野寺五典#27
○小野寺委員 大臣にお伺いいたします。
 結果については報告を受けていないということでしょうか。確認せよということをお話しされましたが、結果についてどのような報告を受けたか、大臣にお伺いいたします。
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中野寛成#28
○中野国務大臣 私は、拉致問題担当事務局の職員の中で、その該当する日に休暇をとった職員がいる、また、中国へ訪問した職員がいるということまでは聞きました。
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小野寺五典#29
○小野寺委員 この職員は、中井前大臣と同行した、中井前大臣に誘われて中国・長春に行ったという事実はありますでしょうか。
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