江田五月の発言 (環境委員会)
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○江田国務大臣 災害廃棄物の処理が遅い、これは国民の皆さんからも大変に御心配やら御批判をいただいているところでもあり、また今田中先生御指摘のことは本当に重く受けとめたいと思います。
ただ、今回の災害廃棄物がどのようなものであったか。私は、今週末、現地に行ってまいりますが、法務大臣当時に気仙沼に伺ったことがありまして、四月の初めでした。それはもう大変な事態で、これはまさに、瓦れきといってももうありとあらゆるものがある。しかも、これが津波で大きく移動をして、そこへヘドロもある、潮もかかっている。その上、一つ一つのものが、いろいろな被災者の思いのこもったものがいっぱいあるわけです。それはアルバムだけじゃありません。一本の材木にも、傷がついている、この傷は何だ、おととし孫がやってきて、ここまで大きくなったな、そういう傷なんだ。そういう、瓦れきと呼ぶには余りにも思いが詰まったものを、それでもこれをあえて処分しなきゃならぬ。
自衛隊十万人の皆さんに大変汗をかいていただいた、市町村の皆さんにも本当に頑張っていただいた、それでもここまでしかまだ進んでいないという状況でございます。
それでも、今御指摘いただいたとおり、もう生活の近くから仮置き場へは運んで済んだ、そういう自治体も相当出てまいりましたし、これから七月末あるいは八月末、八月末には恐らくおおむねすべての自治体で生活の場から仮置き場への移動というものは終わるというふうに見ております。首を振られる方もおられますが、それは全力をもってやらせていただきたい。
その上で、しかし、仮置き場までではまだだめなんですね。これは、もっともっと処理を進めて、そして分別もちゃんとやって、最終的な処分まで持っていかなきゃならぬ。それには、今の市町村の力ではとてもできない。あるいは、仮置き場へ持っていくまでも、今の市町村でできない部分もあるだろう。いろいろ言われますが、やはり環境省というのが廃棄物の所管の役所ですから、ここは環境省が頑張らなきゃならぬということで、そういう市町村に代行して仕事をやりましょう、そういうコアの部分の法案を先日出させていただいたわけでございます。野党の皆さんの御提案もわかっておりますが、ここはひとつ、私どもも法案を出しておりますので、ぜひ国会で衆知を集めて環境省に仕事をさせていただきたい、そういうふうに今思っているところでございます。