2011-07-28
衆議院
西野あきら
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
西野あきらの発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○西野委員 自由民主党の西野あきらでございます。
限られた時間で、早速入りますが、被災地等で選挙が実施できるために、私は、お話もあるとおり、最低の条件があると思います。
それは、まず物理的に、投開票ができるというそのスペースが確保されるということ。それからまた、選挙人の名簿が確認できるということ、言いかえれば、選挙人のところに投票の入場券が必ず的確に届くということ。それから、選挙を執行するについて、役場とか市役所等で選挙執行のスタッフといいますか体制、選挙事務が行われるそういう体制が整ったところが、当然ながら最低の条件ではないのかな、このように思っております。
ところで、被災地の一部では、あすの生活に対しての大変な不安だとか、蒸し暑い避難所で一体いつまでここで過ごさなければならないのか、自分はもとのところに帰れないのかどうか、そういう住居に対する不安とか、あるいは仕事がどうなるんだろうかという不安がまだ現実にあるわけです。そういう人たちに選挙なんということを申し上げますと、何を言っているんだと、とんでもないというようなことをおっしゃる方があるわけですね。私は、そういう心情も、現状の一部ですけれども、よく理解はできると思います。
しかし、委員長からお話があったとおり、選挙というのは民主主義の、あるいはその地域の地方自治の根幹をなすものであるだけに、できるだけこれは実施をしなければならぬ。当然ながら、選ばれた為政者というものが、その町の復興をどうするのか、あるいは町づくりをどうするのかという方向づけを決める重要な役割、任務を果たすわけでありますから、一日も早く選挙が実施をされるべきだ、こんなふうにも思うわけであります。
ところで、岩手県の大槌町では、町の人口の約一割、千六百人の方々が亡くなり、もしくはいまだに行方不明であるという。町の職員は、百三十九名で、何と亡くなったり行方不明の方が三十三名もおられるということであります。いわんや、そのトップであります加藤町長も亡くなられてしまった、こういうことであります。
そんな状況であるにもかかわらず、八月の二十八日には町長選と町議選を同時に執行しようということで、東京都の千代田区とか静岡県、あるいは山形県の方から職員がそれぞれ応援に行っているわけですね。そして実施をしようとしている。
この実施をしようとする理由は、やはりおくれをとった町の復興に一日も早く緒について、スタートしたいという思いもあるでしょう。そしてもう一つは、選挙人名簿なるものを確定するということは、その町の行政機能をスタートさせる、回復するための第一歩ではないのかな、そのように私は思うわけであります。
したがって、実施困難と思われる大槌町でも選挙が実施をされること、この成否、成功するか否かということは、他の実施できない地域にもかなりの影響を与えるのではないかな、このように私は思います。
したがって、お尋ねをしたいことは、九月二十二日までに実施困難だと言われておった宮城県の亘理町とか女川町などとこの岩手県の大槌町とは、どう状況が違うのか。まず教えてください。
〔委員長退席、手塚委員長代理着席〕