菅直人の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○菅内閣総理大臣 まず、額賀議員から四面楚歌ということを言われて、今の私の状況をそういう例えで言われたんだと思います。しかし、私は全くそうは思っておりません。
今、国民が一番求めておられるのは、震災に対する復旧復興とそして原子力事故に対する収束でありまして、それについて私は、私の内閣で最もその二つのことを集中的に進めている。きょうの審議もそうでありますけれども、その二つの点で、確かにまだまだ被災者の皆さんからすれば、もっと早くとかいろいろな希望があることはもちろんよくわかります、しかし、それらについて着実に進行していることは明らかであります。特に、ステップ1が事実上予定どおり終了して、安全な方向に進んでいることも極めて大きいわけでありまして、私は国民の皆さんはそういうことについては喜んでおられると思います。
また、先ほどお話がありました、例えば浜岡の問題にしてもストレステストの問題についても……(額賀委員「マニフェストについて答えればいいんだよ」と呼ぶ)これは指摘をされたから答えているんです。指摘をされたことについては答えます。
ですから、そういうことについても、説明が不十分であったりいろいろなことはありますけれども、国民的には、理解をしていただければ賛成をしていただけることが多い、現実にそういう結果も出ております。
マニフェストについて申し上げれば、もちろんマニフェストは、政権を担当することに向かっての選挙での公約という位置づけだと理解をいたしております。そういった意味で、国民の皆さんとの約束という意味では極めて重要な約束だ、このように認識しております。
その点について、先日、岡田幹事長、あるいは私自身が予算委員会で発言したことについては、その発言のことについてはそのとおりでありまして、つまりは、お約束をしたことを、かなりの部分は進行いたしました、子ども手当も前進し、あるいは農業の所得補償も前進しました。しかし、暫定税率の問題や幾つかの問題で、財源的になかなか十分に賄えなかったことで実現できなかったことがあることについておわびを申し上げました。
また、その中で生じた三月十一日の大震災というものに遭遇しまして、今後のあり方については、大震災に必要な財源とマニフェストに必要な財源とを考えたときに、これは必ずしもすべてがマニフェストが優先ということで考えるのはちょっと無理ではないか、こういう趣旨のことをたしか岡田幹事長も言われましたし、私もそういう趣旨で申し上げたところであります。