菅直人の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○菅内閣総理大臣 まず、ステップ1の注水について言われましたけれども、確かに幾つかのトラブルは生じておりますけれども、基本的に、水の循環ができ始めることによって汚染水がこれ以上ふえることがなくなったという意味では、大変重要なステップであります。
 もともと、こういった事故が起きたことは、もちろん我が内閣も責任がありますけれども、従来から自民党を含めて原子力行政を進めてきたということもあるわけですから。つまりは、批判をされることは結構ですけれども、少なくとも、前進していることについてはきちんと評価をいただかないと、国民の皆さんに間違ったことを伝えることになるので、あえて申し上げているところであります。
 それから、マニフェストに関して言えば、どの場面で申し上げた言葉かわかりませんが、従来の自民党の、かつての政権公約というのは、多くは例えば具体的な数値目標とか日程目標が入らない、そういう政権公約といいましょうか、公約が多かったということは、これは私だけが指摘しているのではなくて一般的にも指摘があったわけでありまして、そういうものから我が党としてはそういう数値目標や日程も含めてきちんと約束をする、それをマニフェストという言葉で申し上げてきたわけであります。
 そういった意味で、今御指摘がありましたように、確かに私たちが四年間でやろうとしていることについて、かなりのところは初年度の予定は暫定税率を除けば進行いたしました。しかし、二年目において、それをさらに進めるに当たって、大変、埋蔵金等の活用を図って進めているわけですけれども、確かに十分な財源が捻出できないということで、いろいろと難しい状況に立ち至っていることは御指摘のとおりであります。
 そういった意味で、できたところも数多くあるわけですけれども、できなかった点については、国民の皆さんにその理由も申し上げて、おわびを申し上げたところであります。
 そういった意味で、それに加えて今、額賀さんからは、震災とは関係ないんだというような趣旨の御指摘がありましたが、私はそうは思いません。まさに千年に一回というようなこれだけの大震災が起きた中でいえば、そのことに対する財政的なことも当然念頭に置いて、今後のマニフェストのあり方について場合によっては見直すことがあるというのは私は当然の考え方であろう、こう思っております。

発言情報

speech_id: 117704858X01620110726_007

発言者: 菅直人

speaker_id: 33543

日付: 2011-07-26

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会