吉野正芳の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○吉野委員 自民党の吉野正芳でございます。
 まず、仮払い・基金法案、修正が相調いました。本当に感謝申し上げます。これは私にとっても、福島県選出の与党、野党の国会議員にとっても、待ち望んでいた法案であります。参議院では、与党の皆様方の御理解がなかなか得られなかった。でも、衆議院に来て与党の方々の御理解が得られて、無事修正案の合意を見たということは本当にうれしい限りです。感謝申し上げます。ありがとうございます。
 私たち福島県の与野党の国会議員、毎月一回集まっています、意見交換しています。県庁からは副知事も来ていただいて、ざっくばらんに意見交換しています。渡部恒三先生も欠席なしです。そして玄葉大臣も、本当に忙しいんですけれども、この福島県の与党、野党の合同会議にはちょっとの時間でも顔を出して意見を述べてくれます。このように、私たち福島県の国会議員は一丸となって、福島県民の要望、このために働いている、このことをこの場をかりて御報告申し上げたいと思います。
 この法案ができるきっかけになったのは、自民党の四人の国会議員です。ここにおられる佐藤正久議員、森議員、そして岩城光英議員と私です。この四人は、毎週水曜日のお昼にカレーライスを食べながら意見交換しています。それぞれの方々が福島県内をくまなく歩いています。そこから出てくるいろいろな意見、要望、こういうものを意見交換した中で、今一番何が困っているのか。それは、避難しているのにお金がない、これだけの損害をこうむっているのにお金が一つも来ない、国で何とか仮払いをしてほしい、こういう意見が多数を占めておりました。そして、自民党の福島県連、県会議員の方々からも同じような意見が出されました。
 そういう中で、この四人が、まず仮払い法案をつくろう、そういう思いで原案をつくらせていただき、自民党の佐藤PTでオーソライズされ、その結果を与党、野党の会議の場で、福島県の会議の場で皆さんに御説明し、荒井先生、小熊先生等々の御理解を得ることができて、この法案提出に至ったわけであります。
 このような、本当に我々、思いのこもったこの法案が今回成立する運びになるわけでありますから、本当に県民のためになったな、政治家としてやりがいのある仕事をやったな、こんな満足感でいっぱいであります。
 さて、私たちはこの法案をどんな視点からつくったか。それは、被災者の目線、視点であります。東京電力にも損害を請求し、国にも損害を請求する。国と東京電力は一心同体、被災者から見れば一心同体の存在であります。
 実は私は、四月の二十九日の予算委員会のこの場で菅総理に、連帯して国と東電は責任がある、いかがですか、こういう質問をさせていただきました。総理の答弁、連帯して責任がある、こういう答弁をいただいたわけであります。連帯して責任がある、このことは、東京電力も国も被災者から見れば同じものだ、同じ責任を負っているものだ、こういう理解を私はさせていただきます。
 そういう中で、今回、この仮払い法案、被災者の視点からつくったこの法案、参議院の修正協議の中で一番問題になったのはまさにこの点であります。国が主体的に、国の責任を果たすために仮払いをする。三条の一項の規定です。ここは哲学です。国の責任をきちんと踏まえた法律でございます。
 できる規定に変えようという形でいろいろ議論はなされました。できる規定であれば、これは国の責任はないんだ、国はあくまでお手伝いなんだ、こんな意味が込められてしまう。参議院の先生方の御努力で哲学は守られた、私はこう理解をしているところです。そういう意味で、国と東電の連帯責任、これはこの仮払い法案で具現化した、このように私は理解をするわけであります。
 総理答弁を踏まえて政府はどう考えているのか、御答弁をお願いします。

発言情報

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発言者: 吉野正芳

speaker_id: 661

日付: 2011-07-26

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会