平井たくやの発言 (内閣委員会)

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○平井委員 よろしくお願いします。
 今回の改正の一つの目玉にコンセッション方式というのがありますが、私は、コンセッション方式というのは、事業そのものに市場性がないと成立しないと思うんですよ。市場性があるのであれば既に民間が自主的にビジネスをやっているはずで、人口の少ない地域でPFI事業を行う場合は、市場性の課題というのもあると私は思うんです。
 市場性がない場合は、公共によるサービス購入型か、優越的な事業権利、独占権を付与することになるんですが、サービス購入型は、安易な公共事業により、将来への借金をふやすリスクもある。優越的な事業権利を付与すると、効率的なサービスや、その質が低下するおそれがある。これは独占サービスを行う外郭団体も同じなんですが。
 結局、基本となる事業モデルを公共側が企画すると、公共側の事情ばかりが反映されて、民間にとっては魅力のない、言いかえれば市場性のないものになる可能性がある。私は、自治体の境界を越えた広域事業とか、役所の管轄を越えた事業というのは、自治体からなかなか出てこないので、民間側から提案が出てくるケースしかないと思うんですよ。それをうまく組み合わせるなり応援するというようなことも、ぜひお考えいただきたいなというふうに思います。
 PFIは国民に対してよりよい公共サービスをより安く提供するという理念に基づいて行われるということですが、繰り返しますが、これまでのPFI事業は、役所の発想の延長線上で立案されるケースが多かった。民間事業者にとって魅力的なPFI事業が実施されるためには、さっき私が言ったように、広域にするとか役所の縦割りを廃止するとか、そういう大胆な発想が必要だと思います。それに対してどのようにお考えになるか。どちらでも結構ですから。

発言情報

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発言者: 平井たくや

speaker_id: 3134

日付: 2011-05-20

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会