下村博文の発言 (文部科学委員会)
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○下村委員 おはようございます。自民党の下村博文です。
私も週末に、仙台、気仙沼、そして南三陸に視察に行ってまいりました。
今、村上委員から視察の件が出ましたのでちょっとあえて申し上げたいんですけれども、私が行く前に、私のところに岩手県の関係者の方から電話がありまして、行くのであれば、地元の自治体の人たちに、車の協力とか、あるいは案内とかいうことについてはぜひ要請しないでほしいという話がありました。もともと私は、私の関係の方にお願いして山形空港から仙台に入ったんですが、行って、帰りは早朝ですのでタクシーで帰ってきましたが、現地は、我が党の地元の熊谷参議院議員と一緒に同行しましたから、もちろん最初から地元自治体へのお願いなどという発想すらありませんでしたが、岩手県の話だと思いますが、民主党の議員が多数視察に入っているけれども、地元の自治体が本当に困っているという話がございました。
我が党もそういうことがないように十分に気をつけたいと思いますが、ぜひ松宮筆頭、党において、今こんな時期に、行くのであれば自己完結で、馳委員もきのう福島に行かれたそうですが、みずから車を運転して行ったということですし、自治体の方々にそのような形で行くべきではないと思います。
政務三役は、これは政府としての仕事ですから別ですけれども、やはり国会議員は、そういう状況把握をよく考えて行かないと、よかれと思って行かれるのかもしれませんが、結果的にえらい迷惑だというクレームが私のところにも来ましたから、十分にお互いに気をつける必要があるのではないかと思います。
早速、行った視察におけるいろいろな要望を聞いてまいりまして、それについてお聞きしたいと思うんです。
仙台に日本語学校がございまして、幾つもあります。福島の方も来られていました。これは、仙台だけでなく日本全部に言えることだそうですが、今は風評被害で大変だ、学生が母国に帰っちゃった。日本語学校連絡協議会の調査によると、在学生の三七%から、学校によっては八五%が帰国をしてしまった。再入国する学生がどれぐらいいるのか、いまだに不透明である。この四月から入学を許可された学生においても、三月三十一日現在において、既に一八%の学生が留学を断念するという連絡が学校に来ている。このような中、十月生募集もどのようになっていくのか不透明であって、このままであると、全国の日本語学校ほとんどが倒産しかねないような状況である。
この風評被害というのは、原子力発電所から放出されている放射線、これの問題なわけです。これについては、世界は、本当にこの日本は大丈夫なのかと風評が広がっていて、それがそういう留学生の日本語学校、これは日本語学校だけの問題ではないですけれども、そういう状況が出ております。
この風評被害についてしっかりと文部科学省が対応する必要があるというふうに思いますが、まずこの点についてお聞きしたいと思います。