下地幹郎の発言 (予算委員会)
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○下地委員 きょうは、民主党の計らいで一時間時間をいただきましたので、この一時間の時間をしっかりと、国民にわかりやすい政治、そういう思いで質問をさせていただきたいと思っております。
野田大臣には質問はしません。そして、前原大臣には四十分から質問します、それまで御自由に。
きょうは、与謝野経済担当大臣と四十分間やりますから、答弁時間はゆっくりありますから、思いのたけをお話をしていただいて、私の考えというものをお聞かせいただきたいなと思うんです。
私がなぜ大臣に時間をとってお話をするかというのは後でまた申し上げますけれども、今の現状だけ申し上げますと、私は国対委員長もしておりますから、この予算をどうしたら早目に御理解いただいて衆議院で可決できるかというのが私の役割なんですね。非常に厳しい状況であります。参議院はねじれ国会でありますから、衆議院で通過をしても、最悪のケース、参議院で否決されてきて、また衆議院に戻ってくる、こういうケースが出てくることは予想されるわけです。
だから、私がいつも申し上げているように、今この国の大きな問題は、この予算を通して、生活が第一という、民主党も国民新党も同じ考えだと思いますので、そのことをどこまでやれるかというのが一番目。だから、小沢さんの問題も、私たちにとって一番でも二番でも三番でも四番でもない。とにかく予算を通すためにエネルギーを集中すべきだということをずっと私たちは申し上げているのであります。朝から夜な夜なまで何とかこのことをやりたいと思って一生懸命やっていますけれども、今の置かれている環境は、私はなかなか難しいと思うんですね。
だから、私が一回申し上げたこともあるんですけれども、この衆議院において不信任案を受けるということと同等ぐらいに、予算を通し切れないというのは、総理大臣として、私はなかなかその総理の職を続けることはできないんじゃないか、それぐらい予算というのは重いものじゃないかと思うんですね。
しかし、新聞を見ると、いろいろな形の中で、予算は衆議院で通過したら三十日で可決をする、関連法案は可決をしなくても、六月まで、税収が集まってきたら、関連法案を通さなくてもこの予算の執行は一部はできるんじゃないかと考えた発言をする方がいますけれども、私に言わせれば、こういうふうな、関連法案と予算を通して初めて予算が通過するということになってくると、関連法案を通さない、それでも六月までの間は執行できるというのは大間違いで、こういう政治的なパフォーマンスに負けた総理大臣が総理大臣をやるのは、私は無理だと思うんです。だから、私は、それぐらい緊張感を持ってこの予算をどうやって通していくかというのが大事なことだということを強く申し上げて、連立である私たちも緊張感を、与党の第一党である民主党も緊張感を持ってやらなければいけないということを強く申し上げているんです。
その中で、あっちこっちでこの予算の話をする中で、話題の中心はやはり与謝野経財大臣なんですね。なぜ与謝野大臣を菅さんは入閣させたのか、そういうことをおっしゃる方がいっぱいいることは私より大臣の方がよく存じ上げていると思うんですけれども、そういうふうな中で、どうやって与謝野大臣の入閣が、与謝野大臣の経済政策が、社会保障に対する考え方が国民に浸透するかが、私はこの内閣の命運を決めることになると思うんです。だから、四十分間時間をとって、ちょっとお話を聞かせていただきたいというふうに思っています。
口の悪い人は、こう言う人がいるんですよ、与謝野大臣。ヘッドハンティングをする、大きな会社の部長さんが、少々、中小企業の会社のところにいろいろなことを教えておいて、ああ、この大きな会社の部長さんいい人だなと思ってヘッドハンティングをしたら、このヘッドハンティングをした会社に来てやりたい放題やって、この会社を経営的に厳しい環境に出させて、また大きな会社に戻っていって常務になったり役員になる、そういうケースがあるんですよと言うんですね。
これは、このぐらいの厳しい言葉が今ある中で、与謝野さんを入れたことがプラス、マイナス、どっちかが今わからない。だから、そこはやはりプラスだと思われることが私は非常に大事だというふうに思っていますから、この厳しい環境の中で与謝野大臣の思いを伝えていくことが、菅内閣そして連立を維持するためには必要だ。
そして、予算が通らなければ、関連法案が通らなければ、私たちがずっと描いている郵政民営化の改革法案だって、それは通るわけない。それぐらいの厳しい思いでやっていますから。
まず一点目に、なぜ与謝野大臣はこの菅内閣に入って、批判が出てくるというのをわかりながらも入って頑張ろうと思われたのかというところを少しお話しいただきたいと思います。