海江田万里の発言 (予算委員会第七分科会)
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○海江田国務大臣 向山さんはガスの会社にいらしたということで、この道の専門家でございます。
去年の夏の原油価格の高騰というのは、これは私の見るところ、リーマン・ショック以来の金融の緩和が続いておりまして、かなり投機資金などがやはりここに流れたということも否定できないのではないだろうかというふうに思っております。その流れも実は今底流に一つ。金融緩和で資金がだぶついていて、それが原油あるいは金などのコモディティー、そういうところに流れているということが一つ。そして、そこへもってきて昨今の中東、北アフリカの情勢の問題がこれありということでございます。
その意味では、今御指摘のように、日本に一番影響のありますドバイ、あるいは北海のブレント、あるいはニューヨークのWTI、それぞれ御承知のように百ドルを超えている。ニューヨークは、きのうあたりはまだ百ドルから一たん戻っておりますが、これが経済に与える影響でございますが、何といいましても、やはり石油は産業の米でありますから、大いに注意をしなければいけないということであります。
ただ、一番高値をつけました二年ちょっと前、日本の国内でガソリンの価格が百六十円を超えたようなとき、あのときの為替のレートが大体百十円台であったかなというふうに私は記憶しているんです。そうしますと、まさに、今八十円台でございますから、当時は為替が今から比べると円安、当時とすれば円高であったわけでございますが、それとダブルパンチになってきたということで、あのときの原油の価格が百二十ドル台をつけたときがありましたけれども、その影響が、今円高に向かっておりますので、原油価格の高騰、世界的にいうと、やはり円高、株安、こういうシステム、こういう相関関係にありますから、これはその意味でいうと、円高で少し相殺されるのかなというふうに思っております。
ただ、その円高による株安ということもあります。これは、せっかく日本経済、先日、二月の十四日に昨年の十月—十二月のGDPが出まして、結果的に、暦年でいいますと、昨年は実は我が国は実質経済の成長率で三・九%ですよ。アメリカが二・九%、それからドイツがマルク安によって輸出が大変伸びて、これが大体三・六%ということですから、実は先進国の中で一番高い伸びを示したわけですね。そういう形で、これは民主党政権の一つの、余り自分で成果と言ってもいけませんけれども努力のたまものかなと思っておりますけれども、そういう中でせっかく経済が立ち直りを見せてきていた、踊り場を脱却しつつあったところへいわば冷水を浴びせかけられたようなことでありますから、これはしっかりとこの動きを注目していかなければいけない。
それから、ちょっと先取りをしてお答えしますが、では、備蓄があるじゃないかということですが、備蓄については、これはまさに供給がストップになったとき初めて発動されるシステムでありますから、価格が高いということだけではこれは発動にならないということであります。ただ、価格との関連でいくと、例のガソリンの値下げ隊などが活躍したあの効果もこれありで、たしか小売価格がリッター百六十円を超えるとあそこの上乗せ分のところがあれされるということもありますので、そのような形で多方面にわたってしっかりと対応していきたい。
ちょっと長くなりまして、済みませんでした。