谷岡郁子の発言 (外交防衛委員会)
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○谷岡郁子君 次の質問をさせていただきたいと思います。
福島第一発電所の事故ということは、この対処方法、そしてその後の展開というのを見ておりますと、どの一国もこれほどの大きな問題に対しては単独では対応し切れないということが明らかになったというふうに思います。そしてその中で、国際機関であれ、また他の原子炉等を持っておりますような先進諸国であれ、その大きな協力というものが必要になり連携が必要になってきたと、それをこの間外務省としては学ばれてきたのではないかというふうに思います。同時に、外務省の機能というものは、今後強化していかなければならない課題というものを見付けられたのではないかというふうに思っております。
そのことにつきましての、今、より機能的に、そしてよりしっかりとした対処をやっていくために国際的にどのような連携活動をやっていけばいいのか、また外務省の役割ということをどのようにお考えになっているのか。
そして最後に、いま一つ私がこの件に関して感じておりますことは、実はICRP、その報告書の百九号と百十一号において、原子力発電所の地域における何らかの放射能事故、被曝事故が起きた場合に対する対処というものについて、言わば地震や洪水でいけばハザードマップであるようなものを作ることを二〇〇八年の十月に報告書が出る形によって求められてきた。しかしながら、それを日本ではやっていなかった。したがって、泥縄式に、いざそういう状況が起こってみた場合に、さあ基準値はどうなるんだ、それからどういうふうに対応するんだということが大変泥縄になってしまったということがあろうかと思うんですね。
こういう問題を、本当にあらかじめしかるべきところがしかるべきことをしていく、国際的に基準が変わったりあるいはその状況が変わったりしたことを予防として周知することを含めて、外務省は役割を果たさなければならないと思うんですが、この点についていかがお考えなのかをお聞きしたいと思います。