広田一の発言 (外交防衛委員会)
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○大臣政務官(広田一君) 御答弁申し上げます。
岸筆頭におかれましては、防衛政務官当時、自殺対策に熱心に取り組んでこられたことに心からまず敬意を表したいというふうに思います。
そうした中、岸政務官当時、隊員に対してもメッセージをちょうだいをしました。その中で、次のように述べられているくだりがございます。前途ある隊員を志半ばで失うということは、組織としては大きな痛手ですが、しかし、それ以前に、何より本人にとってこれ以上ない無念であり、家族には限りない悲しみを残すことになるのです。このような悲劇を繰り返すことのないよう、ありとあらゆる施策を強力に推進し続けたいというふうに思います。
このようなメッセージを隊員の方にいただきました。この問題意識というものは、広く防衛省・自衛隊の中でも共有され、深く浸透しているというふうに認識をしているところでございます。
こういった中、平成二十一年度、二十二年度について比較をしてまず申し上げますと、メンタルヘルスの関連予算につきましても、二十一年度が一億三千万だったものが一億七千万円に二十二年度増額をしておりますし、二十三年度も同様の額を計上しているところでございます。部外カウンセラーの招聘駐屯地等につきましても、二十一年度が百八十一個に対しまして、二十二年度からは二百三十二個、平成二十三年度も同様の予定をしているところであり、その結果、自殺者数の推移といたしましては、二十一年度が八十六名であったものが、二十二年度は三名減の八十三名になっているところでございます。こういった一定の取組と成果が上がっているというふうに認識をいたしております。
現在、防衛省といたしましては、私を本部長といたします自殺防止対策本部を中心に、カウンセリングであるとか相談体制の充実やメンタルヘルスに関する啓発教育の徹底等、各種施策を拡充そして強化を図っているところでございまして、先ほど御紹介をいたしましたように、隊員を志半ばで失うことや、悲しい思いをさせる家族が生じることがないように、全力を挙げて取り組んでいきたいというふうに思っております。
こういった中で、やはりカウンセリングを受けやすい体制、環境といったものを私は今まで以上につくっていかなければならないというふうに思います。岸筆頭がおっしゃったように、その思いを、悩みを誰かに話せるような、そういうふうな雰囲気づくりといったものも全力で取り組みながら、隊員の自殺防止対策に取り組んでいきたいというふうに考えております。