江崎孝の発言 (決算委員会)

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○江崎孝君 それは確実なのでしょうか。結果として今いろいろ出てきていますけれども、それがウエットだったかどうかも非常にあやふやになってきている。
 今、原子力ベントということでネット検索をしますと、トップに東芝の原子炉格納容器のベント装置の特許という、これが来ます。極めてマニアックなものなんですけれども、これがトップにヒットするということは、結構皆さんアクセスされていると。
 その方はこう書いているんです。日本の原子力プラントは世界と比較して構造上安全性が高いので、過酷事故、いわゆるシビアアクシデントですね、これは工学的に起こり得ない、そういう事象として考えて、過酷事故対策を実施する義務付けは今のところしていない。これは事実ですね。過酷事故のための設備設置は一般大衆に対して原子力プラントについての安全性の不安を必要以上に感じさせ、原子力発電への社会的理解を得る点では好ましくないという支障があった。こういうことを書いた上でプラントの特許申請をしている。
 事実とすれば、安全神話をつくり上げてきた過酷事故対策というのを本当にないがしろにしている。あるいは、原子力政策を邁進してきた政府の姿勢もある。これはもう自民党の皆さんにも考えてほしいんですけれども、そのことを今問われている。
 ヨーロッパは、どんなベントであれ、結構大きな巨大フィルターが付けられているというふうに聞いています。そして、フィルターも付けずに、ドライも分からない、ウエットも分からないというベントをしてしまったという、これは事実なんですね。政府はこれまで巨大なベント用のフィルターを付けていない、これ義務付けしていません、過酷事故対策として。していないのは事実なんです。そして、実際東電に、あるいは民間の電力会社にこれ自主的に任せているという、こういう実態なんです。で、過酷事故が実際起きたんですね。それがどれだけ放射能が広がったか、これも非常に重要なことなんです。
 また、六ケ所村、六ケ所の再処理工場、これも計画では空気中に、あるいは海水にフィルターなしで放出するというのが今の計画なんです。こういうことを、大臣、どうなんでしょう。例えば六ケ所だってセシウム堆積していきますよ、これから先。計画の見直し、フィルターの義務付け、事業所ごとにやっぱりきちっとやっていく、これが必要じゃないんでしょうか。大臣にお聞きします。

発言情報

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発言者: 江崎孝

speaker_id: 2258

日付: 2011-05-30

院: 参議院

会議名: 決算委員会