片山善博の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(片山善博君) 実は、私も同じ問題意識を持っております。
以前は、臨時、非常勤というのは、仕事としてはまさに臨時であったり例外的な分野で仕事をしていただくということが一般的であったと思いますが、近年は、非常に数が増えているということもありますし、先ほどちょっとお触れになられましたけど、本来正規の職員で担当していた仕事を何らかの事情、といっても定数を無理やり削減するとかそういうことがありまして、正規職員を非正規の方に移し替えるという、そういうことを多くの自治体でやっておられまして、したがって、本来ならば給与費として正規の職員に支払うべきものが、物件費として人件費ではない形で整理されるという、そういう面が出てきておりまして、これは本当にその自治体の財政を分析をしたり把握をしたりするときに少しいびつな決算の把握になっております。これだけ非正規が多くなりますと、やはり従来のような物件費として等し並みに扱うのではなくて、やはり人件費として扱った方がより実態が分かるだろうという面が私はあるだろうと思いますから、いずれにしてもこれは見直しが必要だろうと思います。
それから、臨時、非常勤といってもいろいろ対応がありまして、例えば私の経験などを申しますと、図書館の司書の皆さんなどをどんどんと非正規化している現状がありますけれども、私が知事やっておりましたときは、逆に高等学校の、県立高校の司書を、非常勤の者を全部正規に移したりしました。多少のお金が掛かりますけれども、それによって多大の成果が現場では生徒たちに起こっておりまして、司書などは是非私は正規化すべきだと思いますし、いろんな相談業務などでも最近のように非常に高度化をして専門的知見、経験が必要な相談業務も増えておりまして、そういうところも、従来、相談業務というのは非正規というのが通り相場でありましたけれども、実情に応じて正規化を試みるということも必要だろうと思います。
そんなことも含めて、非正規の自治体の労働者の皆さんの把握の仕方、それから統計の取り方、それから財政上の措置の在り方について、私は具体的な改善とか改革を進める必要があるだろうと考えておりまして、一部そういうことももう総務省の中では始めているところであります。