小室淑恵の発言 (国民生活・経済・社会保障に関する調査会)
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○参考人(小室淑恵君) 職種ですね、あと業界と。それから、これで業績が落ちないかという話もされませんでしたか、ですよね。
弊社が八か月間ぐらいコンサルに入った企業さんで売上げが落ちたというところは一つもないです。三〇%から、人によっては月間八十時間残業が減った方もいたんですが、そのチームは前年より売上げは上がっていました。という形で、あとは企業としては利益が物すごく増えます。三千人の企業さんで一日三十分一人が早く帰ると年間九億円浮くんですね。でも、その企業さんは全く利益も売上げも落ちていないです。
それから、向いている業界とそうでない業界というものなんですが、私、便宜上、今日九時—六時みたいな言い方をしているんですが、業界によってはやっぱりシフトじゃないと、お客様が二十四時間というところがあります。特に医療の業界は、医療営業の方たちというのは、やっぱりMRさんたち、みんなお医者様に合わせて朝早くと夜遅くにお仕事をされるので、そういった業界を弊社がコンサルするときには、三人で一つのドクターを担当するような時間シフト制に変えていく。そうすると、昼の時間を選んだMRの女性は育児と両立できますし、独身の方は早い時間や遅い時間を選ぶと、賃金が割増しだったり福利厚生ポイントが高くもらえたりというようなメリットを感じて、そこを割と選んで入っていくというような人が出てきたりというふうに、企業に合わせた形に変える必要はありますが、これが有効な業界と有効じゃない業界があるというような傾向はないというふうに思います。
御質問ありがとうございました。