丸川珠代の発言 (財政金融委員会)
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。
菅総理大臣は今朝の閣僚懇で、三十日にも内閣総辞職の方向であるので引継ぎをするようにというお話をなさったということが報道されております。二十六日にも恐らく子ども手当であるとか再生可能エネルギーの法案であるとか、あるいはこの特例公債法、全部もう成立するだろうという、そういう見込みでおっしゃった発言であろうかと存じますけれども、今日の答弁が不十分な場合は我々速やかに採決できるかどうか、これはもう御答弁次第でございますので、是非そのことをよく念頭に置いて、きちんと御答弁をいただきたいと思います。
さて、我々がこれから議論しますこの特例公債法は衆議院で修正が加えられて送られてまいりました。附則の第二項ですけれども、これが付け加えられまして、「政府は、子ども手当の支給等の見直しによる歳出の削減について、平成二十三年度の補正予算において必要な措置を講ずるものとする。」と。ここにはこうとしか書かれておりませんが、私たち自由民主党は、この修正を含む平成二十三年の八月四日のこの「子どもに対する手当の制度のあり方について」という合意、それから八月九日の確認書、この二つの三党合意が必ず実行されるという、この政府・与党の約束を前提として衆議院において特例公債法に合意をしたわけであります。
合意の内容は皆様御承知のとおりでありますけれども、子ども手当については来年三月で制度としては廃止になり、来年の四月からは児童手当を基本とした制度になる、しかも金額はこの十月から拡充をされる、つまり、今後十月以降は児童手当に向けての移行期間となる、所得制限が来年の六月から設けられるということが書かれているわけであります。
ところが、こういう皆様のお手元に配られているビラ、民主党の皆さんもよく御覧になっていると思いますけれども、真っ赤なうそが書かれたビラが配られたわけでございます。子ども手当を存続しますと書いてあります。真っ赤なうそでございますが、これを民主党執行部は、お盆の前の週末、ちょうど国会議員が地元に帰る前にわざわざ三十五万枚も印刷して、全国の総支部にこれを地元を歩くときに配れといってお配りになったわけであります。法案も成立しておりません。ましてや、中身はうそだらけでございますけれども、これを持って民主党の議員は日本全国各地でうその上塗りをして歩いていたわけでございますね。
加えて、こちら、八月十九日付けのプレス民主でございます。もう表紙も、これとんでもない、日の丸の真ん中を破って子供が出てくるようなことを想起させるような、わざわざこういう表紙を作る考えが本当にどうかしていると思うんですけれども。
この中で、その次に特集記事が組まれております、チルドレンファーストというところの四ページ目でございますが、「「子ども手当」の存続が決定しました」、またここにも大うそが書かれております。さらに、その裏をめくっていただきますと、実はこれは表のページと裏のページが見開きになっているんですが、西村智奈美衆議院議員、与野党協議の結果、子ども手当の廃止を回避しましたと。この人、分かってうそ付いているんでしょうか。あるいは、このチラシの誤解しないでくださいというのは、この西村智奈美さんに言った方がいいんじゃないかと私は思うわけですけれども。
菅総理、幾ら三党合意でサインをされても、岡田さんや玄葉さんが、こういうチラシが出てくる、私たちは三党合意を信じる理由がなくなるわけです。我々が三党合意に納得できるような、これを信じられると思えるような説明なり釈明なりをしていただけませんか。菅総理大臣にお伺いしております。