松下新平の発言 (総務委員会)
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○松下新平君 総点検、文字どおりしっかりやっていただきたいと思います。例示しました子ども手当等、特に不要不急のものは即刻取り下げることを改めて強く要請したいと思います。
党といたしましては、被災地出身議員を除いて被災地入りを自粛しておりましたが、東北道も一般車両に開放されましたし、地元議員の協力が得られ、被災地に迷惑が掛からない環境が整いましたので、先週末、私は福島県に行ってまいりました。地震、津波、原発事故、風評被害の複合的な被災に見舞われております福島県に宿泊をして、丸二日間視察してまいりました。視察箇所は、須賀川市、郡山市、田村市、三春町、福島市、相馬市、南相馬市、飯舘村のそれぞれの災害対策本部、避難所、被災現場でございました。復旧が進むほかの被災地に比べて、原発事故の放射能漏れの影響で避難区域等が設定され、被災したまま手付かずの状態もございました。
南相馬市では遺体安置所にお参りいたしました。身内が行方不明のままであったり、原発の風評被害で身元確認が滞っている現状もありました。ドライアイスも足りないという状況もございました。
また、各地で悲痛な生の叫びをたくさんお聞きいたしました。特に、政府が自主避難と位置付けている福島第一原発から半径二十キロから三十キロ区域の皆さん、約二万人の数に上るそうですが、当初は自宅退避でした。その後の自主避難という中途半端な政府の方針に対して、避難すべきか残るべきか、夫婦、家族でも意見が分かれています。地域を裏切って自分だけ出ていってもいいのか、地域の関係も壊している現状がありました。また、自治体によっては避難区域、自主避難区域、さらに避難の受入区域でもあり、その対応に相当苦労されていました。
たくさんの要望、意見の中で最も大切だと思いました、この場では大きく二つのことを申し上げたいと思います。一つは、一刻も早く原発の放射能漏れを止めて収束を図ること、これに全力を傾注すること、当たり前ですけれども、このことを改めて思いました。もう一つは情報です。情報が見えない、先が見えない、不安が充満しています。まず、この不安を取り除くために説明をきちんとする必要があります。きちんと、タイムリーにです。毎日原発に関して新しい事象が報道されますが、報道されて初めて知って、かえって不安が増す現状がありました。しかも、詳しい内容を聞いて答えてくれる人がいません。住民は当然知りたいわけです。沃素剤を飲むべきか否か、プルトニウムの人体への影響はどうなるのか、直接人体にかかわる深刻な問題です。
そこでまず、原子力安全・保安院にお伺いいたします。
与野党から早い段階で関係各自治体に保安院の職員を配置するよう要請されていると思いますが、現状はどうなっているでしょうか。