山下芳生の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○山下芳生君 これはやっぱり正直に情報を公表することが大事だと思いますね。土壌は、今私が聞いたところによると、自治体にはもう情報を伝えたんだけれども、まだ公表されていないと。しかし、瓦れき処理の現場では作業員の方がもう粉じんの吸引を防止するマスクの装着をしていないというケースが四割以上あったと、これは宮城労働局のパトロールで分かったと報告されておりますから、もうそういう方が危険な状況に一日も置かれないようにするために、分かった情報は全部公表するという姿勢で臨んでいただきたいと思います。
 次に、法案第六条三項、国は災害廃棄物の処理に係る契約の内容に関する統一的な指針の策定その他必要な措置を講ずるとあります。
 五月に環境省が示した通知では、瓦れきの運搬などに従事するダンプ運転手の積算単価は大体一日五万円ぐらいになるとされております。これに一五%の経費も加えることができると示されております。しかし、実際に瓦れき処理の運搬などを行う個人事業主、一人親方のダンプ運転手の精算書を幾つか見せていただきますと、一日二万八千円から四万円しか支払われていないということになっていることが分かりました。その中から燃料代、ダンプの摩耗費、ローン、保険代などを全部賄わなければならないわけで、私は、公共事業である以上、人間らしく暮らせる賃金あるいは対価であることが最低限保障されなければならない、ましてや復興に資するためには被災地ではなおさらそれが守られなければならないと思います。
 そこで、この法案の統一的な指針を実効あるものにしていくために二つ提案したいんですが、一つは、国や自治体などの発注した側が積算単価を明らかにする、公表する。それから二つ目に、受注する元請業者に対しては、外注に出した下請末端業者について実際に支払われた賃金を報告させることを義務付ける。この二つ、実効性を高めるために大事だと思いますが、大臣、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 山下芳生

speaker_id: 9284

日付: 2011-08-11

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会