水戸将史の発言 (本会議)
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○水戸将史君 私は、民主党・新緑風会の水戸将史であります。
ただいま議題となりました平成二十三年度予算三案に対し、会派を代表して賛成の立場から討論をいたします。
本題に入ります前に、この度の東北地方太平洋沖地震で犠牲になられた方々、御遺族の皆様に真心からの哀悼の意を申し上げますとともに、被災者の皆様には心からお見舞いを申し上げます。
さて、私がこの場をお借りして声を大にしてお訴え申し上げたいことは、未曽有の国難ともいうべき大震災に直面した今、私たち国会議員は党派を超え、一日も早く二十三年度予算案を成立させて執行することに全力を挙げる必要があるのではないかということであります。そしてその上で、大震災から復旧・復興するための補正予算を始めとした諸施策を野党の皆さんの御協力の下、早め早めに打ち出すのは当然の責務と考えます。
野党の皆さんにおかれましては、是非ともこうした喫緊の課題に対する御理解をいただきまして、残る予算案本体の裏付けとなる予算関連法案の早期成立にも是非御協力くださいますよう、心からお願いを申し上げます。
この度の一般会計で総額九十二兆四千億円に上る予算案は、成長と雇用を最大のテーマに掲げたほか、社会保障制度の維持を確かなものとし、新成長戦略の本格的な実施によって持続的な経済成長の基盤を築き上げるために編成したものであります。
ただ、残念ながら政権交代前に比べ税収が九兆円も減少しましたので、低い水準の税収を前提としながら、元気な日本を復活させるための特別枠を創設し、事業仕分の評価を通じて歳出の削減に取り組み、また、独立行政法人や公益法人の不要資産を国庫に返納させるなど、様々な努力や工夫を講じてまいりました。
他方、本格的な政権交代後、一から手掛けた初めての予算編成でありまして、当然ながら、国民の皆様にお約束をしたマニフェスト、例えば子ども手当や農家への戸別所得補償などの充実強化に取り組んだものであり、国民生活第一を標榜する与党としてこれらを堅持していくことに是非御理解いただきたいと思います。
御周知のとおり、巨大な地震と津波によって既に一万一千人を超える死者が確認され、行方不明者を合わせますと二万八千人を超える規模の被害者が出ております。この国難を何としてもしのいで、私たちは国民の皆様とともに被災者の生活支援、被災地域の復旧・復興へ向けた力強い歩みをすぐにでも始めなければなりません。一刻の猶予も許されないのが実情であります。野党の皆さんの思いも必ずや私たちと同じであると拝察いたしつつ、平成二十三年度予算三案に深い御理解、御協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。
御清聴、誠にありがとうございました。(拍手)