菅直人の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(菅直人君) おっしゃるように、今次の地震、津波、さらにそれに伴う原子力事故といった問題は、戦後に限らず、あるいは日本にとって最大とも言える危機だと認識をいたしております。
それぞれに対して対応しなければなりませんが、まず地震、津波に対しては、救命を当初は最重要視し、そして被災者に対する支援、そしてこれから復興というところに目を向けていかなければなりません。これについては、現地の皆さんの声、与野党の皆さんの声をしっかり受け止めて、これからどのような形で新しいそうした被災地を復旧復興、あるいは新しい町へつくり上げていくのか、これからが本格的な復興への取組だと考えております。
一方で、原子力事故に関しては三つの原則でこの問題に取り組んできております。その第一は、何といっても住民そして国民の皆様の健康、安全を最優先にする、第二は、そこまでやらなくてもいいんではないかと言われるぐらいに、しっかりとリスクマネジメントを図ってやっていく、そして第三には、今後起こり得る幾つかのシナリオ全てを想定して、それぞれに対してしっかりとした対処案を準備する、こういう三つの原則にのっとって取組を進めているところであります。
今委員からもありましたように、原子力事故の状況は予断を許さない状況が続いておりますので、特にこの点についてはこれからも最大限の緊張感を持って取り組んでまいりたいと、このように考えております。