舟山康江の発言 (予算委員会)

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○舟山康江君 今回、先ほどの報告書原案で指摘されているのと同じようなことが、もう二〇〇八年の段階で、つまりは二〇〇七年の調査の段階で明らかになっていたんですけれども、そこへの対応が残念ながら実際には手が着いていなかったということは、ここがきちんとなっていれば今回の問題が防げたかどうかはともかく、場合によってはこれほどの被害にならなかった可能性もあるんではないかと思います。
 私は、前回のこの報告が出されたときの原子力安全・保安院の報告書を拝見いたしましたところ、まず、こんなに褒められていると、こんなに評価されているということが最初にどんと出てくるわけですね。確かに良好事例というものが十七点指摘されております。ただ、やはり改善が必要だとされている勧告が十件、それから助言、もっとこうした方がいいという助言ですね、そういったものも十八件あります。この報告の中で、いいところだけを非常に、いや、何というんでしょうかね、喜んで報告して、指摘事項については、本当に、こういう指摘されているけれども、いや、安全・保安院と原子力安全委員会は的確に責任分担をしていますとか、あと、御指摘のとおり、しっかりと体制を整備しています、人材確保についてもきちんとやっていますと、そういった回答が非常に多いということ。やはりこれはしっかりと反省をいただかなければいけないんではないかと思います。
 この際に開催されました原子力委員会の中でのやり取りも非常に興味深いんですけれども、ある委員の方が、例えばリコメンデーション、これは勧告ですけれども、こういったものというのはすぐに対応することが求められているんでしょうか、どうなんでしょうかという質問に対して、事務局の方では、私どもはその技術基準が、そういった基準については満たしているとは思っていますけれども、第三者から見るとちょっと足りないのではないかと、そういった意味だということで、非常に軽くとらえているというのが私は非常に組織として問題じゃないかと思うんです。
 しかも、このIRRS報告については、二年後にきちんとレビューをするということになっていますけれども、こちらについてはやられているんでしょうか。

発言情報

speech_id: 117715261X01820110603_017

発言者: 舟山康江

speaker_id: 29872

日付: 2011-06-03

院: 参議院

会議名: 予算委員会