長沢広明の発言 (平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会)

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○長沢広明君 私の方からも御意見をさせていただきますが、今回のこの平成二十三年度の予算案は、元来、年金のための安定財源が確保できず、財源に小手先のやりくりに終始した、あるいはデフレ克服、経済成長に向けた道筋が見える予算案にはなっていない。また、公共事業が更に削減されて、地方や中小企業にも冷たい予算案となっている。また、予算と一体であるべき予算関連法案が切り離されて処理されて、結果、いまだに本院に送付されるめどが付かないという状況の中で、歳入の裏付けのない予算案を本院としては審議せざるを得なかったということでございまして、問題点が数多くありました。
 そこへ今回のこの大震災でございます。国難とも言えるこの大震災に対しまして、今こそ一刻も早い救済、復興を推し進め、事態を改善へ導くということが大事でありまして、そのためには十二分の財政支援が必要であり、被災者、被災地支援のための財源確保に全力で努めるべきであると考えます。
 それゆえ、今回のこの予算案については、大幅にその中身を見直して、そこから被災地あるいは被災者支援のための財源を確保するという決断が今こそ必要であると考えます。
 自然成立を待たず参議院として結論を出すとして採決をしたことの意味は、きちんとそういう決断をするということが大事であるという意味であるというふうにとらえていただき、英断をいただきたいと思います。
 以上です。

発言情報

speech_id: 117725156X00120110329_008

発言者: 長沢広明

speaker_id: 16635

日付: 2011-03-29

院: 両院

会議名: 平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会