本島修の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)

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○本島参考人 まず予算ですが、予算の縮減につきましては、私が昨年着任してから既に、まだまだ続けていく必要はありますが、最大の努力をしてきたところでございます。
 今回の日本の影響を受けての予算増というのは、いわゆる、私どもキャップドコストという言葉を使う場合が多いんですが、建設に関してはトータルのコストがふえないように計画をつくろうということを目的として、一部先に延ばすことも含めて、そんなに大きい金額ではありませんけれども、建設費には変わりがないような計画をまとめました。大変難しいことだったんですが、各極の協力も得ましてそれを実現して、先週のITER理事会に御報告申し上げたという点で、そのためには、さらに大幅なコストダウンの可能性を具体的に示す必要がありましたので、そういった作業も行いました。
 例えば、私のところの、ITER機構のマネジメントコストは、一年間の検討結果で約百億円ぐらいのコスト削減を実現しております。それから、物づくりにつきましても約八十五億円ぐらいのコストダウンをしておりますので、そういったこととバランスをとって、一年、これはおくれということではなくて、やはり全体として、いろいろなものを今までの計画それから目的に沿ってつくる、こういう覚悟でやってきたわけです。
 その後のことにつきましては、実際の五十万キロ出す、DT燃焼と呼びますが、これが二〇二七年で年をまたぎませんので、非常に重要視して新しいスケジュールをつくったわけですが、したがって、その後の工程には実質影響が出ないようにできた、こういうふうに考えております。
 それから、発電をしないということは、ITERの計画の初期に各国でいろいろな検討をした結果、そういう選択肢が採用されたわけですが、ITERにはテストブランケットと呼ばれる、リチウムを入れて実際の実証炉、商業炉と同じことのできるモジュールを装着いたしますので、こちらの研究によって発電、ITER自身は発電はいたしませんけれども、その次のステップに必要な技術開発というのは十分習得できる、こういうふうに見ております。

発言情報

speech_id: 117903910X00520111124_010

発言者: 本島修

speaker_id: 1404

日付: 2011-11-24

院: 衆議院

会議名: 科学技術・イノベーション推進特別委員会