本島修の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)

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○本島参考人 まず、レーザー方式は、アメリカのDOEの予算で、カリフォルニア州のリバモアの研究所で行っておるわけです。
 現在、レーザーエネルギーを順次大きくしていっている段階です。来年、比較的早い時期に当初のイグニッションという点火の段階に到達するということを目標に研究を進めておりますので、私としては、その結果を十分見きわめてから判断できるし、したいし、していただけるんじゃないか。もちろん、レーザー方式というのはディフェンスの面があることも御承知のとおりでございますので、レーザーを評価していく上でのそことのバランスと言うとなんですが、総合評価の上では勘案されるべきことだと思います。
 レーザーは、周りから光のエネルギーを一カ所に集める。日本では、パイオニア的に大阪大学が開発してまいりました。私自身も大変、山中千代衛先生に始まる研究成果は非常にこのレーザー核融合に貢献したと尊敬もしております。
 トコマック、ITERと違うところは、レーザーとトコマック、磁場核融合は順番が逆になるということでして、トコマックは、JT60という日本の原子力機構の装置とかイギリスの装置が、研究した結果、入れた入力と出力が同じになるブレークイーブンという条件を約十年前に達成しております。その後、ITERでイグニッション、点火を実証するわけなんです。
 レーザーの場合は、非常に簡略化した説明になりますが、それが逆になりまして、イグニッションが先に来ている。それは光を集めて瞬間的にやりますから、イグニッションが先に来る。その後は、レーザーの効率とかを十分上げて、イグニッションの後のブレークイーブンに持っていく必要がある。
 だから、ITERのイグニッションとレーザーのイグニッションはこれぐらい違うという点もありますので、ここも十分学問的に、科学的に検討する必要がある、こういうふうに考えております。もう少し様子を見て、一年ぐらいで結論がかなり出るんじゃないか、こういうふうに思っております。

発言情報

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発言者: 本島修

speaker_id: 1404

日付: 2011-11-24

院: 衆議院

会議名: 科学技術・イノベーション推進特別委員会