服部良一の発言 (議院運営委員会)

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○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、憲法審査会委員選任を議題とすることに反対する立場から討論を行います。
 今、なぜ、憲法審査会を始動させる必要があるのでしょうか。格差問題が大きな議論となり、かつ東日本大震災に直面している我々に問われているのは、いかに人間のきずなを大切にし、憲法二十五条の生存権を実質的に保障できるのか、人々の生活と尊厳を守れるのかということです。政権交代に国民が期待したように、生活再建を図り、今なお実現していない憲法の精神を具現化することこそ喫緊の課題です。
 今なお、世界各地で紛争が起こり、特に社会的弱者に深刻で悲惨な事態をもたらしています。九・一一から十年を迎えましたが、テロも、根絶されるどころか、むしろ多様化しながら、拡大がとまらない状況です。日本国憲法の平和主義を世界に発信し、力によらない和解を主導することこそ、日本の役割ではないでしょうか。
 拙速に強権的に成立させた国民投票法が、投票年齢に関する公選法、民法などの関連法令について、国民の意見を反映させて検討し、施行までに必要な法制上の措置を完了する等、十八項目にもわたる附帯決議がつけられており、そもそも欠陥だらけであることも、環境が全く整っていないことの証左です。
 重要な問題を放置して憲法審査会の始動を拙速に進めることこそが政治の責任放棄であると言わざるを得ないことを申し上げ、私の反対討論といたします。
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発言情報

speech_id: 117904024X00120111020_008

発言者: 服部良一

speaker_id: 32464

日付: 2011-10-20

院: 衆議院

会議名: 議院運営委員会