佐々木憲昭の発言 (議院運営委員会)
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○佐々木(憲)委員 私は、日本・ペルー、日本・メキシコのEPA、経済連携協定改正議定書の両案を緊急上程することに反対の意見表明を行います。
けさ十時十二分に外務委員長から緊急上程の申し出があったと言われましたが、現場ではそうなっておりません。本日の外務委員会は、臨時国会の最終日に、理事会において最終的に与野党の合意もなく、タイムテーブルも合意されていない中で、開催が強行されたのであります。このことに厳しく抗議するものです。
十月二十日に召集された臨時国会の会期は五十一日間もあったのであります。政府・与党がそれほど重要な案件というなら、落ちついた状況のもとでしっかりした審議を行う機会は、これまでに幾らでもあったではありませんか。
ところが、会期末のどさくさに、与党内からも異論が出て採決を欠席する議員が相次ぐような原発輸出のための四つの原子力協定を強行した上、またも、会期末処理のための各委員会が一斉に開かれ、日程が窮屈で、与党の委員すら差しかえを繰り返さなければならない状況のもとで、どうしてしっかりした審議ができるでしょうか。
しかも、外務委員会で、各党の質疑時間の割り振り、時間割りも提示されないまま、質疑しようにもできない状況をつくったのは、挙げて与党の責任と言わなければなりません。けさの開会について、合意がないもとで、質疑通告のしようもなく、しっかりした答弁、質疑もできない状況だったのであります。
相手国がある、国益を損なうなどと言って、こんなやり方で強行しようとすることこそ、対外的な信用も、国民の利益も損なうものと言わなければなりません。与党だけで強行するなら、議会制民主主義は壊されてしまいます。
今からでも遅くはありません。緊急上程の強行はきっぱり断念することを強く求めるものであります。