古川元久の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○古川国務大臣 まずは、竹本委員から大変御激励をいただきましてありがとうございます。
竹本委員とは、年齢は大先輩でいらっしゃいますけれども、同期当選ということもあって、さまざまな場面で御指導もいただいてまいりました。また、お互いにダボス会議、余り日本の政治家で出る人は少ないんですけれども、多分、竹本先生は自民党の中では一番出ていらっしゃるんじゃないかと思いますし、そういう場でも御一緒させていただいたりしてまいりました。そういった意味では、きょうはぜひ大きな視点でお話をさせていただきたいというふうに思っております。
今の御質問のところでございますが、これは私は、ちょっと少しメッセージとして世の中にきちんと伝わっていないんじゃないかなと思っているんですが、今の日本の状況を考えれば、やはり経済成長、成長していかなければいけない、これはもうだれが考えても大事なことだというふうに思っています。ただ同時に、今のヨーロッパで起きているソブリン危機のことを考えれば、日本の財政赤字というものを考えると、財政規律をやはりきちんと守っている、借金の規模以上に一番大事なことは、政府がきちんと財政をグリップしている、マネジメントしている。
そういうことがちゃんと市場の信認を得ていないと、それはそれこそギリシャのようなことも起きかねないということになるわけでありますから、成長と財政規律の維持、これは言ってみると車でいうとアクセルとブレーキであって、しかし両方ないと、車でも、アクセルのない車では車ではありませんし、かといってブレーキのない車では危なくて仕方がないわけであります。ですから、このアクセルとブレーキをちゃんと両方兼ね備えて、これをどこで吹かし、そしてどこでブレーキをきかせるかということじゃないかと思います。
そういった意味では、我々、例えばこの復興については、将来世代にツケを回すんじゃなくて、現在の世代の中で負担をお願いさせていただこうというふうに思っております。これはやはり財政規律というものを最低限ちゃんと維持していく、ここの部分に、ブレーキに足をかけながら、しかし、ちょっとここは我々自身の努力不足でもあろうかと思いますが、成長のところのアクセルの部分が、吹かしているとか、そこに足を置いているという姿がきちっとやはり見えていなかった部分もあろうかと思います。
そういった意味では、経済財政担当大臣として、また国家戦略担当大臣としての私の主な役割というのは、しっかりちゃんとここのアクセルの部分に足を置いて、それを吹かしているんだ、押していくんだ、やはりそのことをしっかりやっていくことだと思っていますので、これから、こうした国会の場なども含めまして、きょう、私も、竹本先生が今まで予算委員会で一度も御質問がなかったということ、びっくりいたしました。きょうは今度の予算委員会で質問される準備だと思って御質問いただければと思いますけれども、こういう場で、どうやってこの日本を成長させていくんだ、これは与野党かかわらずみんなで考えていかなきゃいけない問題だと思いますので、ぜひ一緒にこの成長戦略実現に向けて有意義な議論を交わしたいと思いますので、また御協力をお願い申し上げたいと思います。