野田毅の発言 (予算委員会)

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○野田(毅)委員 全く答えになっていないですね。
 釈迦に説法かもしらぬですけれども、イタリアと日本を一緒にされるほど日本はまだ落ちぶれていませんよ。おわかりでしょう。国債を消化するためにどれだけ外国に依存しているか。日本がこれだけ大きな国債を発行しておきながら、なぜ金利がこれだけ安くて済んでいるのか。まさに、やはり客観情勢が違うわけだから。今ここであなたからイタリアの話を聞くとは思わなかった。それは筋が違います。それだけは言っておきます。
 それから、赤字国債を与野党一緒になって協力してできるだけ減らすようにしてきたということはないです。逆です。我々は、赤字国債を極力減らせと言ってきた。だけれども、あなた方は、コンクリートから人へということで、むしろ建設国債を減らして赤字国債をふやす方向を一生懸命やってきたんじゃないですか。全く逆じゃないですか。そうでしょう。鹿野大臣もおられるけれども、農業土木だってみんなそうじゃないの、土地改良予算をばさっと削って。そうでしょう。六割も土地改良予算、ほとんど建設国債だ。それを、そんなものを今度はばらまきでやるわけでしょうが。
 だから私は、やはり今まで、いろいろな必要な公共事業を目のかたきにして減らして、とにかく建設国債を減らすことばかり一生懸命やってきたので、むしろ赤字国債に対しては非常にわきが甘かったということだけは、これはきょうのメーンテーマじゃないからもうそれ以上言いませんけれども、そこだけはちょっと指摘をしておきたいと思うんですね。
 そこで、今イタリアのお話があったので、G20について伺いたいと思うんですけれども、今度の会合は、最大の問題は、ちょっとギリシャの問題が前に出過ぎたので少し目がそっちに向かっておりますけれども、やはり本質は、日本も含めて、アメリカも含めて、世界各国が膨大な財政上の危機、言うなら国家債務が非常に大きくかさんでしまった。これがある意味では欧州の危機の背景にもある。世界全体が、リーマン・ショック以来、大幅な財政出動をする、そういったこともあり、また、金融機関がおかしくなってまたそこに資本注入をする、さまざまなことで、今や債務危機が世界共通になっている。つまり財政再建問題だ。
 ですから、今回、総理の発言、マスコミの扱いでは消費税の引き上げの公約ということだけが表に出ていますが、もう一つ柱があったはずですね、今回のサミットで。それは、むしろプライマリーバランスに関連する話だったと思います。これも改めて重ねて公約したはずです。二カ所ですね。そういう意味で、このプライマリーバランスの改善という問題、これは世界各国共通のテーマとしておやりになっている。
 そういうことで、まず、今回のサミットで日本が国際公約というかコミットをしたということについて、二つあったということは確認できますかね。

発言情報

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発言者: 野田毅

speaker_id: 14178

日付: 2011-11-08

院: 衆議院

会議名: 予算委員会