猪口邦子の発言 (外交防衛委員会)

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○猪口邦子君 私の理解しているところでは、負担軽減策のパッケージ、これは嘉手納以南の土地の返還、それからHH、ホテル・ホテル訓練区域の一部解除、それからグアムへの訓練移転、これの実施、それから環境、事件・事故、飲酒運転に関する合意、それから嘉手納の騒音。これはもうパッケージですから、これを推進することがこの普天間の問題を一歩でも進めるような、沖縄の方々の気持ちの改善、これにつながることかもしれないと。余りにも傷が深いのでそうすぐはいかないかもしれないけど、でもこれをやらなければ何もならないというふうに思います。
 そこで、この負担パッケージに含まれています事件・事故、飲酒運転に関することなんですけれども、この問題、これ玄葉大臣御存じのとおり、公務の範囲の決定に関する日米合同委員会合意というのがありまして、これは細かく言うと時間もないんですけれども、合衆国の軍隊構成員や軍属が、その出席を要求されている公務の催事における場合を除き、飲酒したときは、その往復の行為は、公務たる性格を失うものであると決めているので、この文言上では、その公務の催事における場合を除きですから、こういう合意文書なんですけれども、御存じのとおり、この合意文書というのはいつ採択されたかといいますと、まあ本当に昔なんですよ。もしかして大臣がまだお生まれになっていないときかもしれませんで、一九五六年三月二十八日。これを改定して、是非、その出席の要求されている公務の催事における場合を除きというこのフレーズを取るだけで、まずは一歩前進ということになります。もちろん、アメリカが具体的にこれを盾に、裁判権を行使する第一義的な権利はアメリカにありということを主張したことは私が調べたところないと思いますけれども、であれば一層、玄葉大臣こそこれを改正する人になってほしいというのが私の期待でございます。
 と申しますのも、私は少子化大臣を務めていましたときに、同時に交通対策本部長を務めておりまして、その自分の大臣職の最後のときなんですけれども、二〇〇六年の八月二十五日、福岡におきます四歳、三歳、一歳の子供が飲酒運転の車に追突されて亡くなってしまうという、本当に国民の記憶にある悲劇、これが起きました。そして、私はそのとき、まあ自分の残り時間も少なかったんですけれども、一気に官邸会議を招集し、飲酒運転の罰則強化とか、あと道路交通法改正、こういうことをばっと並べまして、それで、当時は官僚さんもその言葉は駄目と言ったんですけれども、結果的には飲酒運転の根絶についてという政府決定を行っております。
 そこからやっぱりカルチャーは変わってきたと思いますので、この流れを思いますと、これが私が大臣として最後にやった仕事でございまして、玄葉大臣がやる最初の大臣としての仕事に今度はこの日米合意のこの部分につきましての改定をやっていただければ、まずは一歩、しかも一歩前進です。なぜかというと、負担軽減策の中にわざわざ事件・事故、飲酒運転と入っていますので、是非やっていただきたいんですが、決意を伺いたいです。

発言情報

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発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2011-10-27

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会